格闘技徒然草

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UFC on ESPN47:第6試合・ジミー・フリック vs. アレッサンドロ・コスタ

フライ級。

フリックは16勝中14の一本勝ちがある寝業師。UFCデビュー戦はタックルを切られて打撃をもらっていたが、飛びつき三角での一本勝ち。が、2試合目が組まれたものの突然引退表明。そこから2年で現役復帰したものの、今年1月の復帰戦ではLFAで堀内佑馬と互角だったチャールズ・ジョンソンに打撃でボコボコにされ、テイクダウンからバックを奪う場面もあったがすぐに下に落とされると、ガードでジョンソンのパウンドを貰い続けてKO負け。ブランクの間に打撃が向上しているということもなく、穴は大きいままだった。32歳。

コスタはコンテンダーシリーズで勝ったもののUFCと契約できず、昨年12月にブランドン・ロイヴァルの代役でのUFCデビュー戦でいきなりランキング8位のアミル・アルバジと対戦。1Rは両者手数が少なく互角の展開だったが、2Rにパンチを貰いダウン。凌いだものの、3Rに再びパンチでダウンを喫し、パウンドでKO負け。柔術バックボーンのグラップラー

ガードを固めてじわじわ詰めるフリック。コスタはカーフキック・ワンツー。タックルに入るフリックだが読んでいて組ませないコスタ。ボディを入れたコスタ。パンチで出る。また左ボディ。じわじわ詰めるフリックにワンツー。フリック前蹴り。コスタワンツー。コスタまたカーフキック。ちょっと嫌がったフリック。またカーフ。足を払われ倒れたフリック。立たせるコスタだが、フリックスイッチ。蹴られた左足が相当効いているか。しかし今度は右足にカーフ。フリックタックル。シングルレッグで左足をクラッチ。が、ケージでこらえるコスタ。フリック引き込んで足関を狙うが、コスタ立って離れる。コスタのパンチが入りフリックダウン。足の踏ん張りも効かないか。また立たせた。フリック飛び膝。左ボディ。左右のフック。また左ボディ。サンドバック状態。またカーフ。ぐらついたフリック。足を引きずっている。ホーン。

1Rコスタ。フリック大ピンチ。

2R。またカーフを蹴られて足を引きずっているフリック。タックル。切られたが引き込んでグラウンドに持ち込むことに成功。ハーフからコスタ肘連打。腕でブロックするだけのフリック。連打を打ち込むとレフェリー止めた。

コスタ一方的な勝利。現トップランカーのアルバジ相手にいい勝負をしただけの実力はある。

フリックは打撃で一方的にやられてしまい、得意のグラウンドテクニックは見せられず。