格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN+83:第3試合・ビリー・ゴフ vs. 木下憂朔

ウェルター級。

ゴフは昨年8月にコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約したが、負傷で試合が流れて、1年越しのUFCデビュー戦。レスリングがバックボーンで、レスリングで圧を賭けつつ打撃で攻め、8勝のうち6つがKO勝ち。一本勝ちはないが、柔術も紫帯。25歳。

日本人初のコンテンダーシリーズ勝利でUFCと契約した木下だが、2月のデビュー戦はUFC0勝1敗のアダム・フューギットにレスリングで劣勢になった上に、得意の打撃でもダウンを奪われて最後はバックから肘連打をもらい1RKO負け。前回は落ち着きすぎていたのが敗因と語り、今回はレスリングを強化してきたとのこと。ゴフは当然テイクダウンを狙ってくるだろうから、木下のレスリング力がどれくらい向上しているかが測られる試合となる。ダナ・ホワイトからも今大会の期待する試合の一つとして挙げられている。今週月曜日に誕生日を迎えたばかりの23歳。

左ハイを放った木下。ゴフインロー。左を打ち込む木下。積極的。左を振ったがかわされる。ワンツー。ゴフもパンチを返す。右をもらったが木下も右を返した。ゴフインロー。組んだがすぐに引きはがす木下。木下の3連打がヒット。また組もうとしたゴフだが脇を差して組ませない。木下は奥手の左から打ち込んでいく。ゴフパンチで飛び込むが右をヒットさせた。ゴフタックル。切った!木下左ミドル。ゴフのミドルに左を合わせた木下。また組もうとしたゴフだが組ませない。木下飛び膝。右ハイを出したがブロックするゴフ。ゴフがどんどん出てきた。プレスするとボディ。さらにボディが入るとしゃがみ込むようにダウン!ゴフパウンド!KO!

木下、2試合連続の1RKO負け。もらいながらも打ち返していっていた木下だが、先に効かされてしまった。タックルに対する対応は格段に良くなっていたが…。力を出し切っての負けで、ある意味デビュー戦の負けよりも厳しい。