格闘技徒然草

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Road To UFCシーズン2準決勝パート1第5試合・神田コウヤ vs. リー・カイウェン

フェザー級準決勝。

DEEPフェザー級暫定王者神田。一回戦は中国のイーブーゲラ相手にタックルを切られ、パンチを貰う展開もあり、いつもの動きではなかったもののアウェイで判定勝ち。27歳。

カイウェンは中国の五味隆典の異名を持つファイター。一回戦では昨年のベスト4・ルー・カイを序盤からパンチのラッシュを打ち込みKO。すさまじい勢いを見せた。Road to UFC参戦前はONEに出場しており、9勝3敗。2年前に現バンタム級王者のファブリシオアンドラージには1RKO負けしているが、それ以前の負けは6年前と7年前に喫したもので参考にならない。逆ブロックで勝ち上がったイー・ジャーとはUFC PI上海でともに練習する仲。27歳。

いきなり詰めて蹴りを入れる神田。カイウェンの飛び込みインタックルを合わせてテイクダウン。カイウェン下から足で距離を作り立った。逆にケージに押し込む。肘を一発入れたカイウェン。神田得意の首相撲。しかしカイウェンパンチを打ち込む。神田肘を入れた。離れる。右を入れるカイウェンに神田は蹴り。ワンツー。タックルに行った神田だがカイウェン右w合わせる。出てきたカイウェンに膝をヒット。詰めてきたカイウェン。神田首相撲。アッパーを入れるが神田膝を打ち込む。離れた。スイッチを繰り返す神田。遠い間合いから蹴り。残り1分。カイウェンの右は距離が遠く空振り。詰めてきたカイウェン。飛び込むフェイント。サークリングする神田。詰めて右を入れたカイウェン。神田もパンチを返す。ホーン。

1Rカイウェン。しかし序盤の爆発的な攻めを凌ぐことができたので、自分のペースに持ち込むチャンス。

2R。神田ロー。右を合わせるカイウェン。サークリングする神田。カイウェンロー。神田タックル。止められたが肘を入れ離れた神田。サークリングを続ける神田に攻めてこいと挑発するカイウェン。カイウェン追いかけて右を一発ヒット。レフェリーから両者に攻めるよう口頭注意。再開。ミドル、ハイを出す神田。カイウェン飛び込んで右。神田足を止めた。左右のハイ。残り40秒でタックル。止められた。テンカオを出した神田。ホーン。

2R、単純なヒット数では神田かもしれないが…。明確ではない。

3R。ジャブを当てる神田。カイウェン右をヒット。飛び込んでパンチを出したカイウェンに神田テンカオ。さらにカイウェンが左を返す。またサークリングを始める神田。カイウェン詰めてきた。ローに右を合わせたカイウェン。神田タックル。止められてすぐに肘を入れ離れる。またタックルに行くが、今度はカイウェンも離れ際にパンチを出す。またタックル。止めて両者パンチを出す。神田飛び込んでワンツー。タックル。しかしカイウェンがボディロック。テイクダウンを狙う。こらえた神田。離れた。テンカオを入れる神田。タイムアップ。

2R・3Rは神田の攻めがどこまで評価されるかによる。

30-27、29-28×2の3-0でカイウェン勝利。

神田、あの戦い方をするなら勝たなければいけない。あの戦法で負けて本人が納得できるかどうか。この戦い方でなければ勝てない相手とも思えなかっただけに、別の戦法が見たかった。