ヘビー級。
TUFウィナーで元ウェルター級王者カマル・ウスマンの弟モハメド。TUF後の初戦となる今年4月の試合ではスダリオ剛にKO勝ちしたジュニア・タファと対戦。テイクダウンされると何も出来ないタファに救われての判定勝ちだったが、ウスマンも上から細かいパウンドを入れるのみで、スタミナ切れも早く、レベルは低かった。34歳。
コリアーは現在3連敗中。UFCでは84kgのミドル級から、ヘビー級リミットギリギリの120kgまで増量しているが、今回は少しだけ軽めの116kg。このところ終盤の失速による負けが続いているので絞ったか、あるいはただの誤差か。元中量級らしく、体重の割には軽快に動いて打撃を打ち込んでいく。34歳。
左ハイからの左ストレートをもらって一瞬ぐらついたコリアー。組み付いてきたウスマンに四つからスタンディング肩固めを狙ったコリアー。外れたが四つから膝を入れていくコリアー。離れ際に肘を入れる。離れてパンチを入れるウスマン。コリアーは左の膝を打ち込む。ジャブから膝。ハイペースで動いているがスタミナは大丈夫か。右オーバーハンドをヒットさせるウスマン。組み付いてきたコリアーを引きはがすウスマン。ジャブで出ていくコリアー。ウスマン後退。左右のパンチを貰った。コリアー優勢の打撃戦でホーン。
1Rコリアー。
2R。パンチで飛び込んだウスマンを組んでケージに押し込むコリアー。離れ際にウスマンの指が目に入りタイムストップ。再開。コリアーの左をかわして右をヒットさせていく。コリアーが右フックから組み付いていくが、組ませず離れるウスマン。ジャブのダブルをヒットさせるウスマン。手数でリードしてきたウスマン。ガードを固めるコリアーに右ボディをヒットさせた。詰めてきたコリアーにワンツー。ホーン。
2Rはウスマン。
3R。カーフキックを入れるコリアー。ウスマンは2R同様ジャブを入れていく。ワンツー。お互いジャブを打ち込む。コリアーもスタミナ切れしている様子はないが、ウスマンの手数に押されている。ウスマンがタックルでケージに押し込むと、シングルレッグでコリアーの巨体を持ち上げてテイクダウン！ハーフで押さえ込む。ディープハーフで潜ろうとするコリアーを押さえ込むウスマン。パスしてサイドに出たウスマンだが、あえて自らハーフに戻して押さえ込みながら肘・パウンドを入れていく。押さえ込まれたまま動けないコリアー。残り5秒で亀になったコリアー。バックを狙ったウスマンの腕を掴んでキムラ！しかし入った瞬間にタイムアップ。
30-27、29-28×2の3-0でウスマン勝利。
