格闘技徒然草

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UFC on ESPN+96:第6試合・エリク・アンダース vs. ジェイミー・ピケット

ミドル級。

アンダースは無敗でUFCと契約し、2連勝で3戦目で早くもメインイベンターとなったが、その後の戦績は5勝8敗と負け越し。メインにも5年間登場していない、中堅のやや下の方のポジションで、もはや王座挑戦などを目指すこともなく、UFCで20戦したのを区切りに引退するつもりとのこと(今回で17試合目)。アメフトがバックボーンのスーパーアスリートタイプ。ケージに押し込んでテイクダウンからパウンドで攻めるスタイル。36歳。

ピケットは現在4連敗中。このところの負け試合の内容も良くなく、5戦目のチャンスが与えられたのが意外だが、前回の試合で相手のフレムドの体重オーバーがあったためかもしれない。203cmの長いリーチからの打撃が武器。しかし打撃のディフェンス面には穴がある。35歳。こちらはこの試合を最後に引退を宣言している。

じわじわ詰めるアンダース。ピケットはケージ際をサークリング。パンチからタックルに入る。ピケットこらえてボディに膝。離れた。右を入れたピケット。詰めたアンダースが左をヒット。しかしピケットのワンツーをもらった。なおも出るアンダース。パンチからタックルへ。スタンドバックに回る。テイクダウンを狙うがピケットこらえた。しかし離れたところでピケットのパンチでダウン!が、ダメージはないのか、後転してタックルに入り上から潰す。ケージを使って立ったピケットに膝を入れる。なおもタックル。こらえるピケットに膝。ホーン。

1Rダウンのダメージが不明。全体的にはアンダースだが。

2R。じわじわ出るアンダース。下がりながらジャブを入れたピケット。組みにきたアンダースに左を合わせたが、構わず組み付いたアンダース。四つからテイクダウン狙い。こらえて膝を入れたピケット。離れた。出るアンダース。ケージに押し込んだが離れたピケット。ケージに詰めたアンダースがタックルへ。テイクダウン。バックにつこうとしたアンダースだが、股下から抜けて立ったピケット。シングルレッグを狙うアンダースを切ってパンチを入れた。アンダースケージに詰めてパンチを入れるとタックル。ダブルレッグでテイクダウン。ほぼマウント。ハーフバックからパウンドを入れるアンダース。ホーン。

2Rアンダース。

3R。パンチで出るアンダース。ピケットがパンチを返すとタックルに入ったアンダース。テイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。ガードに戻すのが精一杯のピケット。パウンドを入れていくアンダース。足をサバいてレッグドラッグハーフ。そこからヒジ・パウンドのレダヒクソンクラッチで殴る。なんとか亀になったピケット。立った。正対したがまたテイクダウンを許す。ピケットガードを取るがパウンドを入れつつパスを狙うアンダース。立たせてもらえないピケット。残り10秒でアンダースがチョークを狙ったが正対して外したピケット。タイムアップ。

29-27、29-28×2の3-0でアンダース勝利。