格闘技徒然草

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UFC299:第7試合・マテウス・ガムロット vs. ハファエル・ドス・アンジョス

ライト級。ガムロット6位、RDA11位。

ポーランドのガムロットはUFCデビュー戦のスプリット判定負け後、4連勝でランキングに入ったが、ベニール・ダリウシュにタックルを切られる展開で判定負け。ジェイリン・ターナーには長いリーチの打撃に苦戦する展開でのスプリット判定勝ち。メインで組まれた昨年9月のラファエル・フィジエフ戦では、フィジエフが蹴りを放った際に膝を負傷して続行不能となるアクシデント的な勝利ではあったが、TKO勝ちで再び連勝としている。レスリンポーランド代表で、テイクダウン率が高いグラップラー。33歳。

元王者のRDAは、タイトルを獲得したのが9年前という息が長い選手。タイトル陥落後、ウェルターに上げて暫定王座決定戦まで出場したものの、レスラー相手に阻まれライト級に戻している。ライト級では2連勝の後、ラファエル・フィジエフにKO負けし、再びウェルターに上げたが、ビセンテ・ルーケに敗れたことで、今回からまたライト級に戻した。ベテランでメインの試合も多く、判定決着も多いため、トータル試合時間がUFC史上1位となっている。39歳。

ジャブで距離を測るガムロット。右を打ち込むと右ハイ。しかしバランスを崩したところにRDAの蹴りがヒットしぐらついた。詰めたRDA。パンチを入れる。ガムロットタックルへ。四つでケージに押し込んだが離れた。パンチで詰めるRDA。出たRDAにタックルに入るガムロットだが切られた。ガムロット、先程RDAの打撃を貰いぐらついたダメージが残っているか?パンチで詰めるRDA。ガムロットシングルレッグ。カウンターのギロチンを狙ったがサイドに出て外すガムロット。ガードを取ったRDA。三角を狙ったが防いだガムロットがハーフに。背中越しに腕を固定してパウンドを入れるガムロット。パウンド・ヒジ。RDA逃れられないままホーン。

1R後半の攻めでガムロット。

2R。ジャブ・ミドルを入れるガムロット。シングルレッグ。クラッチした。ヒジでテイクダウンしたRDAだが、振って倒してバックに付いたガムロット。スタンドバック。RDAはケージを背負って正対。離れたガムロット。また出るRDA。ガムロットパンチをかいくぐってタックルへ。またスタンドバックについた。テイクダウンを狙うガムロットだが、RDA立って正対。離れ際にヒジを入れたRDA。パンチで出たRDAだが、またカウンターのタックルで倒された。立ったRDAのバックにつくが、RDAが正対。ガムロット離れた。パンチで出るRDAだが、ガムロット距離を取りホーン。

2Rもガムロット。

3R。RDAのパンチをかいくぐってタックルに入るガムロット。RDAが下から起き上がりタックルに入ると無理せず立つ。そしてまたタックルへ。ドライブしてバックに回る。ケージ際で立って正対したRDA。ガムロット離れた。距離を取りパンチを入れるRDA。シングルレッグ。切ったRDAだがもう一回そこからタックルに入るガムロット。ケージに押し込む。離れた。残り1分半。ケージ際をサークリングするガムロット。逃げ切り態勢。パンチで出たタイミングでカウンターのタックル。またバックを取る。正対すると離れるガムロット。出てくるRDAにジャブを当てていく。捕まえられないRDA。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でガムロット勝利。

序盤打撃を効かされたピンチがあったが、それ以降はタックルでテイクダウンを取りまくり完勝。