格闘技徒然草

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UFC on ESPN+97:第4試合・ジョシュ・クリバオ vs. ダニー・シウバ

フェザー級だったが、シウバが2.5ポンドオーバー。キャッチウェイトに。

オーストラリアのクリバオは地元大会の代役出場でのラッキー契約だったが、初戦のライト級で敗れた後、フェザー級で3勝1敗1分け。テコンドーベースのストライカー。前回はUFC4勝0敗1分けのリローン・マーフィーとの対戦で、判定となったが一方的な内容で完敗。UFCフェザー級初黒星を喫した。29歳。

シウバは昨年9月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。これがデビュー戦。ボクシング・レスリングの下地があり、20歳の時にマルコ・ファスと会いMMAを始める。パンチ・カーフキックで打撃の手数で勝負するスタイル。MMA8勝(5KO)1敗の27歳。

いきなり詰めたシウバ。パンチを打ち込むと右アッパーがヒット。クリバオ嫌がってタックルへ。がぶったシウバがギロチン。後方回転して上になりハーフで絞める。外したが下になたtクリバオ。立って離れた。が、すぐにプレスするシウバ。ケージを背負ったクリバオにボディを打ち込む。クリバオようやく立て直して打撃で打ち合う。ワンツー・前蹴りがヒット。また出てきたシウバだが、クリバオバックステップしながらジャブをヒット。シウバのパンチにカウンターをあわせるクリバオ。前に出るシウバだが、序盤のようには手が出ていない。クリバオが手数で上回ってきた。詰めてくるシウバにパンチを当てていく。残り1分。前に出て打たれるを繰り返すシウバ。ケージまで詰めたシウバだが、クリバオサークリングし詰めさせない。シウバ組んでいく。四つからスタンドバックに周りテイクダウン。時間がなくホーン。

1Rクリバオ。序盤シウバの勢いに圧されていたが、圧に慣れてからは手数で上回った。しかし終盤シウバがテイクダウンする展開になったので、2R以降どうなるか。

2R。カーフを蹴るクリバオだが、シウバまた詰めてケージを背負わせる。ワンツーを入れるシウバだが、ケージ際から抜け出したクリバオ。ワンツー。詰めてくるシウバに右フック。それでも出るシウバ。下がりながらパンチを入れるクリバオ。被弾が多いシウバ。クリバオ一転してタックルに。離れ際にハイを入れた。シウバから組むとまたスタンドバックに。テイクダウン狙い。ケージを使ってこらえるクリバオ。シングルレッグに切り替えたが、引き剥がされた。クリバオ左ボディ。シウバ出ていく。また組んだ。スタンドバック。膝を着かせる。しかし立たれた。またスタンドバック。残り10秒で放したシウバだが、打撃で近寄らせないクリバオ。ホーン。

2Rクリバオ。

3Rも詰めるシウバ。また組んでスタンドバックに回る。クリバオ正対。離れた。パンチをヒットさせていくシウバ。右を入れたシウバ。序盤のようにパンチで出るシウバ。右をヒットさせてタックルに入るシウバ。テイクダウン。寝かされずにバックを取らせて立ったクリバオ。放してすぐタックルに入るシウバ。グラウンドに持ち込みたいが立たれた。離れ際に肘を入れたシウバ。また出るシウバ。出てきたところにテンカオを合わせるクリバオ。クリバオこのラウンドは逃げ切り狙いなのか消極的。またケージを背負い。残り45秒でクリバオタックル。切ったしシウバががぶって首を抱えるが、時間が過ぎていく。残り5秒で立って離れた。タイムアップ。

3Rはシウバ。割れるとしたら1Rだが…。

29-28、28-29、29-28のスプリットでシウバ勝利。

UFCデビュー戦でフェザー級3勝1敗1分けのクリバオを破ったシウバだが、体重オーバーしている。1R序盤にパンチでダウン気味にぐらつかせたのが勝負を分けたか。しかし序盤のパンチの攻めがその後見られなくなり、詰めてもパンチを逆に打たれる展開。インタビューでは勝利を確信していたと言っているが、実際1Rは割れているし、あの内容なら3Rはフィニッシュを狙って行かなければいけないと思う。

クリバオも3R手数が減ったのは勝ち逃げ狙いだったのか?だとしたら裏目に出た。