格闘技徒然草

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UFC301:第1試合・アレッサンドロ・コスタ vs. ケビン・ボルハス

フライ級。

地元ブラジルのコスタは、昨年11月の前戦では今日のメインでタイトル戦を行うエルセグと対戦して、2Rにはテイクダウンで攻めるなど攻勢となる場面も作ったが、三者29-28での判定負け。あれから半年、勝ったエルセグはメインでタイトル戦、負けたコスタは第1試合出場に。UFCデビュー戦も代役でランカーのアミル・アルバジに敗れており、ここまで1勝2敗。柔術・ボクシングが武器。28歳。

ペルーのボルハスは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約。11月のデビュー戦は、来月平良と対戦するジョシュア・ヴァンとの対戦で、アグレッシブに攻めてくるヴァンから1Rにダウンを奪ったものの、2R以降も距離を詰めてパンチで攻めるヴァンに圧される展開で判定負けした。同じペルーの2023PFL優勝ヘスス・ピネドや、元UFC・現Belltorファイターのエンリケ・バルゾラと同門。バックボーンはルタ・リーブリ。26歳で、9勝のうち8つがKO勝ち。

飛び込んでパンチを打ち込んだコスタ。タックルを見せる。受け止めたボルハスに肘を入れて離れる。ジャブを突くボルハス。右を入れたコスタ。大きな展開がないまま残り1分。コスタが詰めてパンチを打ち込んでいく。ヒットして一瞬効いたボルハス。さらに左フック。コスタ飛び膝。距離を取るボルハスを追ってまた飛び膝。背中を見せたボルハスにパンチを入れる。ボルハス正対して立つとタックルに入るが切られた。ホーン。

1Rコスタ。

2R。コスタカーフキック!完全に効いた!さらにカーフを2発入れるとボルハスダウン!パウンドを打ち込む。ボルハス立ったがまたカーフをもらう。ダウン。コスタパウンド・鉄槌のラッシュ。防戦一方のボルハス。マウント。背中を向けたボルハスにパウンド連打。KO!

カーフを効かされた時点で勝負あった。コスタ勝ってUFC戦績を2勝2敗の五分に。負けた相手はいずれもランカーのアルバジとエルセグ。

ボルハスは2連敗。