格闘技徒然草

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PFL2024#4:第7試合・タイラ・サントス vs. ジェナ・ビショップ

女子フライ級リーグ戦。サントス2位・6点、ビショップ3位・6点。

サントスはUFCランカーだったが、タイトル戦のシェフチェンコ戦(スプリット判定負け)、ブランチフィールド戦(判定負け)と2連敗でリリース。今年のPFLではBellator参戦組以外の初参戦選手の中でもっとも実績がある。初戦はBellatorランキング10位のイララ・ジョアニからテイクダウンしてのチョークでクイックシックス獲得。30歳。

ビショップはグラップリング柔術の競技者として活躍していたが、3年前に36歳でMMAデビュー。昨年Bellatorに参戦して2連勝している。サントスと対戦したイララ・ジョアニにも1R腕十字で勝利。しかし、まだMMAのキャリアは浅く、トップクラスの選手との対戦はこれが初めてとなる。38歳。

メインでディッチェバがハケットに1Rフィニッシュで負けない限り、両者とも勝っても負けても決勝トーナメント進出となる。

すぐに詰めたサントス。左右のパンチを入れる。ビショップ胴タックル。組んでボディロック。しかし差し返したサントス。入れ替え合い。サントス首相撲。膝を入れるとビショップはダブルレッグへ。脇をくぐってバックに回ったビショップだが、サントスすぐ正対。逆に外掛けでテイクダウンを奪う。ビショップのガード。ガードから三角を狙うビショップだが、サントス防いでパウンドを入れる。ビショップハイガードで下から殴るが、サントスも密着してパウンド。ビショップがハイガードからサントスの足をすくおうとするがさせないサントス。サントスは時折体を起こしてパウンド。下からの仕掛けができないビショップ、下からパンチを入れる。ゴング。

1Rサントス。

2R。パンチを入れるサントスにビショップ胴タックル。ダブルアンダーフックに捕らえるが、サントスはケージを背負って防ぐ。ビショップレベルチェンジしてダブルレッグへ。一瞬テイクダウンしたが、サントスすぐ立つと逆にダブルアンダーフック。ビショップ小手投げ。こらえたサントスだが、ビショップ差し返してケージに押し込む。入れ替えたサントス。膝。また外掛けテイクダウン。今度はサイドについている。ハーフにしたビショップ。ちょっと疲れている。サントス密着したままパウンド。ビショップの下からの仕掛けは密着されて防がれる。ゴング。

2Rサントス。

3R。ミドルを入れたサントス。ビショップがパンチを出すが距離を取るサントス。ビショップが出てくるところにカウンターのジャブをヒット。ビショップの打ち終わりに左フック。右ミドル。前蹴り。ちょっと嫌がったビショップ。左右のパンチ連打で出たビショップだが、サントス四つに組んでテイクダウン狙い。しかしビショップ大内刈りでテイクダウン。即マウント!反転したサントスから四の字バック。まだ2分ある。チョークを狙うが防いだサントス。パンチを入れながらチョークを狙っていくが、サントス逃げ切り狙い。残り30秒で反転したサントスが上に。ビショップ下からラバーガード。密着してディフェンスするサントス。タイムアップ。

29-28サントス、29-28ビショップ、29-28サントス。スプリットでサントス勝利。

ビショップに入れたジャッジは1R・2Rのどちらを入れたのか?割れる内容ではなかったが。3Rにチャンスを作ったサントスだが、仕留めるだけの体力があるうちにあの場面を作りたかったところ。

勝ったサントスは決勝トーナメント進出確定。