格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN119:ボーナス発表/総評

  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:デレック・ブランソン、ペドロ・ムニョス
  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス vs. マックス・グリフィン

メイン・セミは世代交代マッチ。地元のビッグネームが2試合続けて完敗という、ブラジルの観客には厳しい内容に。しかしセミとメインは地元勢がいいところなく完敗。しかしいずれもアンダードッグで、予想できた結末。
LYOTOは動き自体は悪くなかったし、得意のカウンターもタイミングが合っているように見えたが、踏み込んでの一発を貰いKO負け。ブランクの影響もあるかもしれないが、仮にそうだとしても、試合勘を戻してトップに返り咲くのは年齢的にも非常に厳しいだろう。
マイアにしても、タックルを取れない相手には打撃勝負するしかなかったが、打撃のみのスキルではそれほどでもないコビントン相手でも打ち勝てず。今更打撃やテイクダウンが向上するとは思えないし、ウッドリーやコビントン相手にはもう勝ち目が見えない。テイクダウンで勝負できる相手なら勝てると思うが、限界が見えてしまったのは今後厳しい。
勝ったブランソン、コビントンはタイトル挑戦圏内に。ブランソンはもともと現暫定王者のウィテカー相手にも勝利寸前まで追い込んでいたし、試合後に要求したロックホールド戦も面白そう。
コビントンはランキング3位に勝ったが、マイアの穴をついての勝利という感じで、いいところが出た勝利ではなかった。ウッドリー相手だとテイクダウンは取られなくても塩漬けでドミネイトすることも難しくて、打撃の差で劣勢になりそう。
ジャレッド・ブルックスはキャリア初黒星。判定は微妙だったが、打撃でもっと勝負できないと上位に上がっていくのは厳しい。できればまた日本に戻ってきてストロー級で戦うところが見たいが。