ホナウド・ジャカレイ 1.65
デレック・ブランソン 2.15
デニス・バミューデス 1.53
アンドレ・フィリ 2.50
ジョーダン・リナルディ 3.85
グレゴール・ギレスピー 1.25
ドリュー・ドーバー 1.53
フランク・カマチョ 2.50
ボビー・グリーン 1.63
エリック・コク 2.20
ミアサド・ベクティック 1.18
ゴドフレド・ペペイ 4.75
ケイトリン・チューケイギアン 1.51
マラ・ロメロ・ボレラ 2.55
ランダ・マルコス 1.53
ジュリアナ・リマ 2.50
ヴィンチ・ピチェル 1.83
ホアキム・シウバ 1.83
ニコ・プライス 1.54
ジョージ・サリバン 2.45
メインは肩の手術で長期欠場していたジャカレイの復帰戦。連勝しながらもタイトル挑戦のチャンスが与えられず、UFCとの契約もなかなかまとまらなかったが、8試合契約がまとまった直後にロバート・ウィテカーにKO負け。タイトル挑戦から大きく後退した。が、上位陣は前王者GSPの王座返上、元王者ビスピンはすでに引退を見据えており、王者ウィテカーはブドウ球菌感染症で欠場。かつて敗れたロメロとロックホールドが暫定王座を争って対戦する。ジャカレイはその2人に次ぐランキング3位で、4位はもうミドルでは戦わないであろうGSPということを考えると、ここで勝てば意外にあっさりとタイトル挑戦のチャンスが回ってくるかもしれない。
相手はランキング8位のデレック・ブランソン。UFC9勝3敗で、このところ急速に力をつけてきている。現在、勝った試合では6試合連続1RKO中で、どの試合も3分かかっていない。まだジャカレイに勝つ前のウィテカーとの試合では、パンチとタックルで序盤圧倒して見せたが、あまりにもディフェンスを疎かにして攻めた結果、ウィテカーのパンチを貰い逆転負けしている。
両者はStrikeforce時代の2012年に対戦しており、その時はジャカレイが41秒でKO勝ちした。ウィテカー戦同様、必要以上に突っ込んでパンチを打ち込んできたブランソンを、ジャカレイが綺麗にカウンターで撃ち抜いてダウンを奪うとパウンドでKO勝ち。打撃が向上してきたジャカレイが初めてKOで勝った試合。
前回のことがある上に、ウィテカー戦でも熱く攻めすぎた結果逆転を許したことを試合後に反省しているブランソンだけに、慎重な試合運びをするかもしれない。D-2レスラーだが、グラウンドは柔術世界王者ジャカレイの庭なので、テイクダウンは狙わないだろう。落ち着いてタックルを切って打撃を入れる展開になれば、ジャカレイはかなり嫌なはず。
オッズも僅差。ブランソン判定勝ちと予想。
セミでは予定されていたOSP vs. ラティフィがラティフィの負傷により来月にスライド。それによってメインに昇格したのがPXCファイターのカマチョ。UFCデビューから2試合続けてファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞（ただし、前回のデミアン・ブラウン戦は体重オーバーのためカマチョはボーナス対象外）した激闘派。今回はまたウェルターに戻したので体重については心配ないと思いたい。相手のドーバーも、ライトからウェルターに戻す初戦となる。
地上波イベントのため開始は早く、第1試合開始は28日朝6時半の予定。さらに、公式ではまだ発表されていないが、フェザー級戦・オースチン・アーネット vs. コーリー・サンドハーゲンが追加になるという情報もあり、その場合は朝6時開始となる。速報します。
