格闘技徒然草

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UFC on FOX28:第2試合・エリック・シェルトン vs. アレックス・ペレス

フライ級。だったがペレスが0.5ポンドオーバーでキャッチウェイトに。

TUF24のフライ級挑戦者決定戦では優勝したエリオットに敗れ、TUF後にパントージャとの3位決定戦でも敗れ、ジャレッド・ブルックスUFCデビュー戦でも敗れたシェルトンだが、前回はジェネル・ラウサに判定勝ちしてUFC初白星。パントージャやラウサからは高速タックルで何度もテイクダウンを奪っているが、ブルックス戦では逆にテイクダウンを取られている。

ペレスは昨夏のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約すると、12月のデビュー戦では初戦で井上直樹に完敗したカーロス・ジョン・デ・トーマスに一本勝ち。極めが強いグラップラー。25歳にしてこれが24戦目というキャリア豊富な選手。

プレスするペレス。ロー。シェルトンはサークリングしながらペレスのパンチをかわしていく。シェルトンタックル。切られた。がぶってバックに回ろうとするペレス。シェルトンはガードを取る。インサイドから肘を入れるペレス。シェルトン立ってスタンドに。またプレッシャーを掛けていくペレス。パンチ連打を入れるペレス。シェルトン距離を取る。パンチからタックルに入るペレス。切られたが離れ際にハイ。残り15秒でシングルレッグでテイクダウンを取る。ホーン。

1R打撃の手数でペレス。

2Rも間合いを詰めていくペレス。パンチがヒット。またタックルに入ったペレスだが、これは防いだシェルトン。ペレスが再びパンチで出るとシェルトンはカウンターのタックル。がぶったペレス。バックを狙う。シェルトン立とうとするが下に。ケージで立とうとするシェルトンだが、ペレス立たせずバックを狙っていく。シェルトン反転しタックルに入る。切られる。また下に。立たせないペレスだが押さえ込んでいるだけの展開が続きブーイングが出る。ホーン。

2Rペレス。

3R。フィニッシュするしかないシェルトンはスタンドで下がらなくなった。組まれるのを警戒しながらパンチを出していく。ペレスのシングルレッグで尻餅をついたシェルトン。立とうとするがバックを狙われる。振りほどいて立った。スタンドに。シェルトンがパンチを入れていくがペレスも返す。ペレスまたタックル。倒した。残り1分。スイッチで返そうとしたところでバックに回られる。立って正対しようとしたが下になったシェルトン。タイムアップ。

判定三者フルマークでペレス勝利。

ペレスは終了後のマイクで体重オーバーを謝罪。シェルトンにリカバリーを許さなかったが、極めやパウンドの展開が少なく、押さえ込むだけで終わってしまった。