女子ストロー級だったが、ダーンが7ポンドの大幅オーバー。MMA7戦目でうち6試合がストロー級での試合だが、半分の3試合で計量に失敗している。
マッケンジー・ダーンはアメリカ生まれ・アメリカ育ちのアメリカ人だが、両親はブラジル人で、英語よりもポルトガル語が得意とのこと。自らのルーツであるブラジルでの初試合となる。前回のUFCデビュー戦はUFC0勝2敗の相手にテイクダウンを奪えず得意のグラウンドに持ち込めないため苦戦し、スプリット判定でギリギリ勝利。UFCレベルではまだきついということを露呈した。
今回の相手ABCことアマンダ・クーパーもUFC戦績は2勝2敗だが勝った相手のレベルが低過ぎで、UFCの中では下から数えた方がいいレベル。実力的には釣り合っているが、セミ前で組むカードではない。ビジュアル先行か。
腹回りが絞れていないダーン。限界まで落としたようには見えない。まあ限界まで落としていたらさすがに7ポンドオーバーはないだろうが。
ABCがパンチで攻め込む。ダーンも打撃戦に応じる。ダーンがオーバーハンドの右を撃ち抜くとABCダウン。マウントからパンチ連打。背中を向けたABCにバックマウントからチョーク。がっちり入ってタップアウト。
UFCでは初の計量失敗だが、ローカル時代での失敗もあるし、次回以降はフライ級に強制転向させるべき。