格闘技徒然草

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UFN129:第1試合・クラウディオ・プエレス vs. フェリペ・シウバ

ライト級。

プエレスはほぼなかったことになっているTUFラテンアメリカ3で準優勝。隣国ペルー生まれの22歳で、契約当初はUFC最年少ファイターだった。TUF後の次戦はセイジ・ノースカットとの対戦が組まれたものの負傷欠場。これが1年半ぶりの試合。UFC初戦を見る限りはグラップラーだったが。

シウバは29歳でMMAデビューしたが、バックボーンのキックでは45勝3敗のキャリアがある。UFCデビュー戦は同じキックボクサーのシェーン・キャンベルに秒殺KO勝ちしたが、2戦目はマイクベク・タイスモフ相手に逆に秒殺KO負けでMMA初黒星。極端過ぎる試合内容で実力が分かりづらい。

蹴りを入れていくシウバ。プエレスシングルレッグでテイクダウン。ガードを取るシウバ。三角。外したプエレス。スクートからギロチンを狙ったプエレス。しかし外して立ったシウバ。プエレス引き込み気味に下になるがシウバのパウンドをもらう。プエレス足関。ヒール。抜いて立ったシウバ。スタンドを要求。シウバ首相撲から膝。プエレスは飛びつき腕十字を狙うが不発。シウバ離れてまたスタンド。シウバの膝をキャッチしてテイクダウンしたプエレス。パウンド。しかしすきを見て立ったシウバ。プエレスタックルから引き込んだがシウバパウンド。ホーン。

1Rは微差だがややシウバ?プエレス、安易に引き込むのが気になる。

2R。シウバの打撃に下がるプエレス。シウバテンカオ・前蹴り。ミドル。プエレスもミドルを返す。パンチから首相撲に捕らえて膝を入れたシウバ。プエレスのシングルレッグは切る。シウバパンチで攻め込む。プエレス下がりながらの逃げタックルは潰され下に。シウバパウンド。防戦一方のプエレス。立ち上がって強いパウンド。マウント!パウンド。ガードに戻したプエレス。シウバ自ら立ってスタンド要求。残り30秒だがパンチのラッシュ。プエレスタックルから引き込み。心が折れ欠けてる。ホーン。

3R。スタンドで右をもらいプエレスダウン。パウンド。プエレス凌ぐので精一杯。立たせたシウバ。左ボディが入ってプエレスうずくまるようにダウン。またパウンドを打ち込むシウバ。立った。シウバがまたパンチで出るとプエレス引き込み。膝十字!シウバ足を抜こうとしたが抜けずタップ!

大逆転勝ち。しかしシウバの足関への対処は1Rからお粗末だった。決してレベルが高いとは言えない一戦。