格闘技徒然草

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UFN129:第10試合・ディエゴ・リヴァス vs. ギド・カネッティ

バンタム級

唯一の地元ファイターリヴァス。チリ大会だがご当地契約選手もなし。TUFラテンアメリカで一回戦負けした後、前座レベルで2連勝。しかし精巣がんが発覚し、1年以上のブランク。抗がん剤による治療を経て、階級を落として復帰したが、復帰戦では判定負けでMMA公式戦初黒星を喫している。

今回の相手カネッティもTUFラテンアメリカ出場選手。TUFではバンタム級で、こちらも初戦敗退。棄権した選手の代役として準決勝に進出したがそこでも敗戦。が、それでもUFCと契約してここまで1勝2敗。ローカル時代は全試合1R決着だった。USADAのドラッグテストにひっかかり2年の出場停止となり、処分明けの初戦では兵役で3年のブランクが開いたカン・ギョンホに三角絞めで一本負け。38歳でUFCバンタム級最年長。

間合いをとって牽制。カネッティパンチで飛び込んだが受け止めたリヴァス。投げをこらえてタックルに入ったリヴァスだがこらえたカネッティが鉄槌を入れる。四つから足をかけてテイクダウン。リヴァス下から腕十字。しかしカネッティが持ち上げてスラムで外すとパウンドを入れてバックに回る。背負って立つリヴァス。バックから殴るカネッティ。リヴァス反転してテイクダウンを狙うがカネッティこらえて離れた。ホーン。

1Rカネッティ。

2R。カネッティのミドルをキャッチしたリヴァス。テイクダウンするがスクランブルで上を取ったカネッティ。サイド。ガードに戻したリヴァス。腕十字を狙うが密着して入らせないカネッティ。ブレイクがかかる。カネッティの蹴りをキャッチしてテイクダウンしたリヴァス。ギロチン!引き込んで絞めたが外された。リヴァスまた下から腕十字狙い。しかしさばかれてバックに回られる。ホーン。

2Rは微妙。

3R。ミドルを入れるカネッティ。リヴァス間合いを詰めてきた。パンチをラッシュするがカネッティも打ち返す。組んでケージに押し込んだリヴァス。肘。カネッティタックルに入るがリヴァスがぶった。首相撲から膝・肘・クリンチアッパー。ダブルレッグ。しかしカネッティがギロチンに。外した。カネッティ立つ。口が開いているカネッティ。リヴァス離れた。残り1分。カネッティ手を出さない。勝っていると思っているのか、スタミナ切れか。リヴァスが前に出て手を出すが下がってかわすカネッティ。ホーン。

終了と同時に手を上げたカネッティ。リヴァスは勝利アピールなし。

三者29-28でカネッティ勝利。ホームタウンデシジョンはなし。メッシのユニフォームを来たアルゼンチンサポーターが周囲の客を煽っている。