格闘技徒然草

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UFC225:第3試合・ジョセフ・ベナビデス vs. セルジオ・ペティス

フライ級。ベナビデス1位、ペティス5位。

UFNならメインでもおかしくないカードが、アーリープレリムのメインですら無い第3試合扱い。不動のランキング1位ベナビデスはDJとのフライ級初代王座決定戦ではスプリット判定負け。1年後の再戦では1RKO負けした。そこから4年半負けなしで6連勝。前回はランキング2位のヘンリー・セフードに勝利しているにもかかわらず、タイトル挑戦のチャンスは与えられず。そうこうしているうちに膝を負傷し、1年半のブランクが空いてしまった。

ペティス弟は10代でUFCデビューし、まだ24歳。未来のフライ級王者であることは疑いないが、前戦はヘンリー・セフードにテイクダウンから固められて判定負けし、連勝が4でストップ。タイトル挑戦からは遠のいてしまった。

ふくらはぎにローを蹴っていくベナビデス。パンチで出たが右を合わせるペティス。ベナビデスまた出ていくがペティスのパンチをもらい効いた!ペティス出る。ベナビデスがニータップでテイクダウン。ペティスのガード。ケージを使って立つ。スタンドで打撃戦。タックルに入るベナビデスだが切られた。ペティスの右ハイをもらったベナビデスだがそのままタックルに入る。ペティスケージで耐えて離れる。パンチでペティスが攻勢。ベナビデスも飛び込んで打撃を打っていくが。ホーン。

1Rペティス。

2R。パンチで出るベナビデス。ペティスのパンチをもらっても構わずパンチを打ち込み逆にヒットさせる。ベナビデスタックル。ケージに押し込み膝を入れる。シングルレッグから足を担ぎ上げたが倒せず。離れた。飛び込んで先手を取っていくベナビデス。ニータップを仕掛けて倒せなかったがバックスピンキックを放つベナビデス。しかし打ち終わりに右ハイをもらう。ベナビデスの攻撃はペティスに間合いを外されかわされがち。ベナビデスまたタックルから押し込み。シングルレッグ。倒せず。またパンチで出ていきベナビデスが押し込んだところでホーン。

2Rは差がないラウンド。打撃の正確性ではペティスだがヒット数は五分。押し込みがどれだけ評価されるか。

3R。パンチからバックブローをヒットさせたベナビデス。ケージに押し込む。離れてバックブロー。ベナビデス、飛び込んでのパンチを繰り返す。読まれていてヒットせず。タックルも切られた。それでも先手を取っているのはベナビデス。ペティスはベナビデスの打ち終わりに返していく。タックルに入ったベナビデスをギロチンで抱えるペティス。離れた。またタックルで押し込むベナビデス。また倒せず。ベナビデス飛び込んでまた押し込む。離してバックブロー。残り1分。両者決定的なものがない。ペティスのジャブがヒット。ベナビデスタックル。倒した!ペティスケージを使い立った。ペティス勝っていると思っているのか出ていかない。ペティスのバックキックにベナビデス前に出てパンチを打ち込む。タイムアップ。

3Rベナビデスとしても2R次第か。

29-28、28-29、30-27。スプリットでペティス勝利。

2,3Rはどちらでもあり得た。UFCフライ級が始まってから王者DJとそれに続くベナビデスというのは不動だったが、24歳のペティスがその一角を崩した。