格闘技徒然草

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UFN134:第6試合・エミル・ミーク vs. バルトス・ファビンスキ

ウェルター級。

ノルウェーのミークはイタリアのVenatorFCでトキーニョを秒殺KOしてUFCと契約。UFC初戦はジョーダン・メインをテイクダウンして判定勝ちしたが、今年1月の2戦目は現暫定王者のカマル・ウスマンにテイクダウンから塩漬けにされ判定負け。

ポーランドのファビンスキは2015年11月以来、2年8ヶ月ぶりの復帰戦。UFCでは2戦して2勝。いずれもテイクダウンを取りまくっての判定勝ちだが、どちらも相手のTDDに問題があった。

いきなりダッシュして飛び膝を放ったミークだが、ファビンスキは回転肘を合わせるとタックルに。テイクダウン。寝かせると肘を入れる。ケージ際で膝をついて立とうとするミークだがファビンスキは立たせない。ケージを使ってもう一度立とうとしたミークだが、たった瞬間にまた倒された。下からキムラを狙うミーク。ファビンスキは腰をコントロールして立たせない。また寝かされるミーク。パウンド。ホーン。

1Rファビンスキ。

2R。パンチで出てきたミークにファビンスキタックル。持ち上げてテイクダウン。またケージ際で立とうとするミーク。立って離れるとパンチで出る。下がるファビンスキの顔面に左がヒット。ファビンスキ組み付くとシングルレッグからダブルレッグに切り替えテイクダウン。パスを狙いながら密着したままパウンド。パスされ亀になったミークだがそこから立とうとする。立ったミークはギロチンに抱えているが、またタックルで倒された。残りわずかでファビンスキがマウントを取ったがホーン。

2Rもファビンスキ。

3R。パンチで出ていくミーク。下がってケージの縁に足を取られスリップしたファビンスキだが、また組み付くとシングルレッグに。脇を差し替えして凌いだミーク。離れる。ファビンスキは疲れが見える。スタンドで後退。ミークがパンチで追いかけていく。またタックルで凌ぐファビンスキだが会場ブーイング。ミークはニンジャチョークに捕らえるが外された。ブレイク。ファビンスキすぐにパンチからタックル。ミークはキムラに捕らえると後方に倒れ込む。スイープを狙ったが潰され下に。ハーフで押さえ込むファビンスキ。ガードに戻すミークだが密着したまま殴るファビンスキ。肩固めのセットアップ。入れないが上をキープしている。タイムアップ。

3Rはミークか。1,2Rのファビンスキは上にいる時間は長かったが手数が少なかったのをジャッジがどう見るか。

30-27、29-28×2の3-0でファビンスキ勝利。

3戦続けてテイクダウンを取りまくっての勝利。テイクダウンの強さは間違いないが、それ以降が押さえ込みしか無いし、3Rにスタミナ切れしていたので上のレベルは厳しいか。