格闘技徒然草

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UFC229:第4試合・スコット・ホルツマン vs. アラン・パトリック

ライト級。ホルツマン4勝2敗、パトリック5勝1敗と戦績はいいがともにまだノーランカー。

ホルツマンのバックボーンはアイスホッケー。26歳でアイスホッケーを止め、柔術をはじめてそこからMMAに転向。35歳と若くはないがプロキャリアはまだ6年。負けた相手はフェザー級ランカーのジョシュ・エメットとライト級中堅のドリュー・ドーバー

ブラジルのパトリックは5勝中4勝が判定で、負けた相手はマイクベク・タイスモフ。トリッキーな打撃とテイクダウンが武器。6試合で22回もテイクダウンを奪っている。が、テイクダウン後はパスガードを狙う展開でフィニッシュに向けての攻めに欠けている。こちらも35歳。

左ハイを入れたパトリック。ホルツマンじりじり出ると左フックをヒットさせる。右ハイ。パトリックはバックキック。ホルツマンがパンチのプレッシャーで出ていく。パトリックは下がって距離をキープし蹴りを入れていく。ホルツマン右ハイ。パトリックタックルに入るが切られた。間合いを詰めてパンチを入れケージに押し込むホルツマン。離れた。バックキック。ローで足を払って転倒させたホルツマンが上を取る。ハーフからパウンド。肘。足で距離を作ろうとしたパトリックだがホルツマン離れずパウンドを入れる。スクートで見合ったところでパトリックが寝た体勢からハイキック。ホーン。

1Rホルツマン。

2R。パトリックがタックルを狙うも切られる。ホルツマンがロー、パンチを入れていく展開。パトリックは飛び込んでのパンチから組み付こうとするが引き剥がされる。ホルツマン前に出てパンチからケージに押し込みタックルに。尻クラッチから倒した。パウンド。足関を狙うパトリックだがスピンして外したホルツマン。インサイドから肘連打。スクランブルから立ったパトリック。スタンドでは打ち合いの距離を避け、遠い間合いからパンチで飛び込んで組み付いていくが、逆にケージに押し込まれる。離れた。パトリックパンチ連打からタックルへ。しかし時間がない。入れ替えたホルツマンが肩パン。ホーン。

2Rホルツマン。

3R。パトリックがパンチで出るところにホルツマンがカウンター。このラウンドも遠い間合いから飛び込んでのパンチからの組み付きを狙っていくパトリックだがホルツマンに読まれてる。出てくるところにカウンターを合わせるホルツマン。飛び込んできたパトリックに右フックがヒットしパトリックダウン!パウンドラッシュ!なんとかガードでしのごうとするパトリックの顔面に連打を入れるとそのままパスしてマウントに。マウントから肘連打。ガードに戻すパトリック。ホルツマンインサイドからパウンド。三角を狙うパトリックの足を担いでパス狙い。パスしてまたマウント。肘をアゴに連打するとパトリックの意識が飛びKO!

ホルツマン完勝。