バンタム級王座決定戦。
前王者大塚がRIZINでの石渡戦で敗れたことで王座返上。DEEPでは複数試合契約を結んだビクター・ヘンリーがタイトル返上後の大塚をKOしているが、王座決定戦に進んだのは同じ大会で21歳の坂巻魁斗を下した釜谷。キャリア14年でこれが初のタイトル挑戦。2階級制覇を狙う元谷絶対有利の空気が流れるが、「この試合が人生最後の勝ちになってもいい」という釜谷が意地を見せられるか。
パンチで出る釜谷。元谷は距離をキープしロー。牽制ではなく強め。釜谷のジャブをブロックしロー。ジャブからストレート、飛び膝を出す釜谷。元谷若干受け身。手数を出していく釜谷に元谷は単発だが威力の有りそうなロー。ジャブから右を打ち込む釜谷。元谷はまだ有効打がローしかない。ゴング。
1Rは手数で釜谷。元谷のローは威力はありそうだが15分で効かせられるのか？インターバル中にセコンドから作戦変更の指示はあるか？
2R。ジャブから右を打ち込む釜谷。1Rよりも手数ではなく倒しにいく打撃を出している。元谷はローだけでなくパンチも打ち返しているが手数ではやはり釜谷。またローを入れた元谷。釜谷手を止めない。元谷は肘。元谷も手数を増やしてきた。元谷はローとジャブがヒットする。距離が詰まりフックを振り回す釜谷。組んでケージに押し込む釜谷だが自ら離れた。パンチで出る元谷。出てきた釜谷を組み止めるとクラッチしてテイクダウン。ハーフ。起き上がって強いパウンドを打ち込む。パウンドを入れながらパスを狙う。首を抱えてギロチンの体勢になったが、残り時間がなく自ら離すとパウンド。ゴング。
2R元谷。テイクダウンすると一方的に。
3R。パンチを出していく釜谷。元谷の蹴りをキャッチして殴る。釜谷の右がヒット。元谷も打ち返す。ローで一瞬膝をついた釜谷だがすぐ立った。元谷パンチを打ち返すとロー。釜谷飛び膝。両者オーバーハンドのフックを振り回す。釜谷さすがに手数が減ってきた。元谷と互角に。左ボディからパンチを打ち込む釜谷。元谷の右をもらった。元谷タックル。虚をつかれて簡単にテイクダウンを許した釜谷。ハーフ。しかしブリッジで一気に返して立った。残り1分。打撃戦。元谷パンチから組み付いてバックに。投げてテイクダウン。マウント。返そうとした釜谷からバックマウント。チョーク。タップアウト。
善戦した釜谷だが、元谷が最後に上回った。
