格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

DEEP86:メインイベント・北岡悟 vs. 武田光司

ライト級タイトルマッチ5分3R。

下石戦以来、2年4ヶ月ぶりの4回目の防衛戦。その間パンクラスRIZINで3勝3敗。

相手の武田はレスリングエリートで、同じレスラーの宮田が育てた23歳の超新星レスリング仕込みのテイクダウンを武器にデビューから1年2ヶ月で7連勝。デビューから4戦はフィニッシュしているが、相手のレベルが上がったここ3戦は判定での勝利。それでもここまで弱さは見せていない。

パンチ、蹴りを放つ北岡。左。武田ステップしつつじわじわ出るとワンツー。ハイから組み付こうとした北岡だがかわされた。武田がプレスしてくる。サークリングし距離を外す北岡だが追いかけていく武田。パンチが交錯。北岡タックル。切られて潜ろうとしたが、武田すぐ離れた。スタンド。左を入れる北岡。右ミドル。ミドルを連打する北岡。距離が詰まりパンチの打ち合い。武田のジャブがヒット。組み付こうとする北岡だが武田は距離を取る。武田のジャブがヒット。武田ワンツー。ゴング。

1R若干武田?会場のビジョンを映しているYouTubeの画質ではヒットの度合いが分かりづらい。

2R。パンチを放った北岡だが武田の右をもらい尻もち。しかし深追いしない武田が立たせる。パンチで出ていく北岡だがまたもらっている。タックルに入るが切る武田。武田ラッシュ。ぐらついた北岡。タックルがまたも切られてスクートに。サカボで顔面を蹴る武田だがやはり立たせた。北岡またタックル。引き込みを狙うが付き合わない武田。スタンドに。パンチを打ち込む武田。北岡も応戦するがミドルをキャッチされパンチを打たれるとスリップダウン。武田やはり立たせる。徹底したスタンド勝負。北岡タックル。切られてスクートのまま前進するも武田が離れて立つ。武田のロー、ジャブがヒット。北岡がパンチで出たが距離を取られる。ゴング。

2R武田。

3R開始前に北岡の顔面の傷のドクターチェック。再開。真っ向から打ち合う北岡。右を当てるが武田のパンチももらっている。武田はステップして距離をキープ。ジャブを当てていく。両者やや動きが落ちているが手は止めない。北岡の左がヒット。武田後退。パンチで出ていく北岡。右!右フック連打!武田ケージまで後退。ひたすら右フックを連打する北岡。さすがに読んでる武田は右をガードして打ち返す。武田コールと北岡コールが交錯する。残り1分。また右フックを出していく北岡。武田のワンツーがヒット。北岡は右フック。タイムアップ。勝利をアピールした武田。

判定30-27×3、29-27、30-26の5-0で武田がキャリア2年目でタイトル獲得。

勝った武田はセミの元谷に続いて年末のRIZIN出場アピール。

北岡は2RにKO寸前まで追い込まれながらも3Rに右フックで逆転のチャンスを作ったものの及ばなかった。