格闘技徒然草

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UFC232:第5試合・BJ・ペン vs. ライアン・ホール

ライト級。

元王者ペン、一番輝いていたころのライト級に戻して再起戦。現在5連敗中。ウェルター級での2戦は無理があったが、フェザー級で体格差もないデニス・シヴァー戦は、さすがに悲しくなる負けだった。もう十分にやったし引退してもいいと思ってしまうが、本人はこの試合の後も続ける気が十分。今回は打撃・フィジカルでは劣らない相手との対戦ではあるが、オッズは大きくアンダードッグ。

ホールはTUF22ウィナーで柔術・ノーギの実力者ではあるが、MMAにアジャストできているとは言い難い。TUFでは途中敗退したものの、決勝に出られない選手の代役としてアルテム・ロボフと対戦し判定勝ち。本来のフェザー級に戻した2戦目は、グレイ・メイナード相手に今成ロールや引き込みを仕掛け、付き合わないメイナードと噛み合わない試合となり、スタンドでのスピンキックなどでヒット数を稼いだホールが判定勝ちとなり、物議を醸した。

間合いを取ろうとするホールに打撃で詰めていくペン。ホールは蹴りでバランスを(わざと?)崩し下になる。下からデラヒーバを狙うホールだがペンは距離を取って足を蹴る。スクートで見合いになりブレイク。再開後、スピンキックを放つホール。間合いを詰めるペンに今成ロールで足に絡みついた。内ヒール!ペンすぐにタップ!

ホールがレジェンドから鮮やかな一本勝ち。一方のペンは6連敗…。