格闘技徒然草

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UFC on ESPN1:第10試合・コートニー・ケイシー vs. シンシア・カルヴィーヨ

女子ストロー級。ケイシー11位、カルヴィーヨ12位。

UFC4勝5敗のケイシーは地元アリゾナの出身で現在はハワイ在住。女子ストロー級では長身の170cmで柔術バックボーンのグラップラー。現在、3試合連続スプリット判定決着。

カルヴィーヨはUFC4勝1敗。初代王者のカーラ・エスパルザに判定負けしたのがMMA唯一の黒星。4勝のうちチョークでの勝利が3つある。前回は朱里を秒殺KOしたポリアナ・ボテーリョと対戦し、グラウンドさっぱりのボテーリョに寝技に持ち込むと完勝。しかし前回は計量で2ポンドオーバーしている。

右を入れたケイシー。ロー。カルヴィーヨはステップして常に距離を変えるがケイシーのパンチをもらった。カルヴィーヨパンチを出していく。ケイシーの連打が入りちょっと劣勢に。ケイシーのローをキャッチして倒したカルヴィーヨだが、上になれずに立たれた。ケイシーのパンチは常に連打。残り1分。手数ではカルヴィーヨ。ケイシー様子見が多い。ホーン。

1Rカルヴィーヨ。

2R。カルヴィーヨが先に手を出していくが、ケイシーも1Rよりは手数を増やしている。ローにニータップを合わせたが倒せず。もう一回。ニータップからスタンドでバックを狙う。脇を差して正対したケイシー。離れる。カルヴィーヨが手を出すとケイシーも返す。ケイシー自らは出て行かない。カルヴィーヨが入ってくるところに合わせていく。ローを入れるケイシー。ホーン。

手数はほぼ五分だが、攻めていたカルヴィーヨのラウンドか。

3R。間合いを詰めてきたケイシー。ローをもらいスイッチしたカルヴィーヨ。ケイシーがパンチで出てテンカオを出すがカルヴィーヨはタックルでケージに押し込む。引き剥がしたケイシー。カルヴィーヨはローをキャッチしたが倒せず。会場はブーイング。パンチを出していくカルヴィーヨ。前に出たケイシーに右がヒット。残り10秒になり足を止めて打ち合うお約束の展開。タイムアップ。両者勝利をアピール。

29-28×2、30-27の3-0でカルヴィーヨ勝利。

ケイシーは納得行かない様子だったが、まず手数が足りてないしダメージも与えてないなら勝ちようがない。