格闘技徒然草

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UFC on ESPN+3:第8試合・マゴメド・アンカラエフ vs. クリッドソン・アブレウ

ライトヘビー級だったが初参戦のアブレウが3ポンドオーバー。

ダゲスタン共和国出身のアンカラエフはUFCデビュー戦では打撃で圧倒していたが残りわずかで三角絞めに捕まり、あと1秒のところでタップアウト負け。MMA初黒星を喫した。2戦目は極真世界大会出場経験のあるポーランドのプラフニオにパンチ→パウンドでKO勝ちしてボーナス獲得。バックボーンはコンバットサンボ・グレコローマンレスリング。

ダルコ・ストシッチの代役として1ヶ月前にUFCデビューが決まったブラジルのアブレウだが計量失敗。ジャングルファイトではRIZINに出場したブルーノ・カッペローザにKO負けしたが、それ以降6連勝中。

腹回りが緩めのアブレウ。代役とはいえ、一ヶ月前の出場決定の割に絞れてない。前に出てケージに押し込むアブレウだがアンカラエフは入れ替える。ケージに押し込み膝を打ち込む。大外刈りテイクダウンを狙ったアブレウだが倒せず。アンカラエフ離れた。前に出たアブレウにアンカラエフのアッパーがヒットし一瞬崩れた。立て直したアブレウ。タックル。アンカラエフに切られると引き込んだ。ハーフ。固めてパウンドを入れていくアンカラエフ。引き込んだ割には下からの仕掛けがないアブレウ。肘をもらい鼻血。ホーン。

1Rアンカラエフ。

2R。なかなか両者間合いに入らない。肘を打ちながら組み付こうとしたアブレウだがアンカラエフが下がってパンチを入れる。何度かパンチで出てそのまま組み付こうとするアブレウだが組ませてもらえず。アブレウタックル。タイミングは良かったがケージで耐えたアンカラエフ。入れ替えると足をかけてテイクダウン。アブレウは下からホールド。逃げたり攻めたりというよりは守りの体勢。そのままホーン。

2Rアンカラエフ。

3R。パンチで出てくるアブレウにカウンターを入れるアンカラエフ。飛び膝を放ったアブレウだがキャッチされ倒される。今度はすぐ立ったアブレウ。しかしなかなか攻められない。アンカラエフは無理には攻めない。攻める必要がない。出てくるところにカウンター待ち。四つに組んだアブレウだが、アンカラエフがケージに押し込む。細かい打撃だけで膠着気味。レフェリーブレイク。残り40秒。KOするしかないアブレウだが、前に出たところにシングルレッグでケージに押し込まれタイムアップ。

30-27×2、29-28でアンカラエフ勝利。

アブレウに入れたジャッジはどのラウンド?アブレウは倒さなければ勝てないラウンドで攻めない時点で心が折れてると言われてもしょうがない。