RENAは昨年大晦日のRIZINでサマンサ・ジャン・フランソワと49kg契約で戦う予定だったが、前日計量前に過度の貧血と脱水症状で倒れ、病院に運ばれ、計量失格となっていた。フランソワは49kgジャストでクリアしていた。今回はRENAがシュートボクシング(SB)で戦っている時と同じ51kg契約で、あとは大晦日と同じ肘有り・5分3Rとなっている。
体格的に49kgへの減量が厳しいのであれば階級を上げるのは致し方ないにしても、なぜ前回49kgで計量をクリアしているフランソワも付き合って51kgで試合をしなければいけないのか?
榊原信行RIZIN実行委員長は「フランソワの方も51kgで大丈夫です。元々49kgのスーパーアトム級もRENAに合わせて作ったような階級です。UFCもベラトールもONE Championshipも女子は52.2kgが一番軽い階級です。そこに向けてRENAがフィジカルを作るのが今回の裏テーマです。今後のRIZINでこの階級が生まれるかもしれません」
ONEはたしかに最軽量級が52.2kgだが、水抜き禁止なので、実質もうひとつ下の階級。世界の階級にあわせるというなら、RIZINライト級GPの71.0kgというのもユニファイドライト級に合わせればいいのにと思う。