格闘技徒然草

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UFC on ESPN+7:メインイベント・アリスター・オーフレイム vs. アレクセイ・オレイニク

ヘビー級5分5R。アリスター7位、オレイニク9位。

38歳のアリスター。フランシス・ガヌーにアッパーでKOされ、さらに28歳のカーティス・ブレイズに終始打撃で圧され続け、3Rにテイクダウンからの肘連打でKO負けした。前回は初参戦のセルゲイ・パブロビッチに1RTKO勝ち。世代交代の波を感じつつあるが、今回の相手オレイニクは歳上の41歳。

これがキャリア70戦目でここまで57勝(うちKO8、一本勝ち45、判定4)のオレイニク。UFCでの6勝もすべてフィニッシュ。前回はマーク・ハントの打撃に一方的に攻められていたが、最後はテイクダウンしチョークで一本勝ち。

いきなり四つに組んだオレイニク、なんと引き込み。ガードから例のエゼキエルチョークを狙ったか?しかし防いでいるアリスター。オレイニク立ってスタンド。打撃戦。右オーバーハンドが入りケージで動きが止まるアリスター。打たれてガードを固める悪い癖が出てオレイニクがパンチのラッシュ。しかしブロッキングで凌いだ。出てくるオレイニクにテンカオ。構わず出てパンチを入れるオレイニク。再びガードを固めるアリスターにラッシュ。離れた。またボディに膝を入れるアリスター。オレイニクがパンチを打ち込むとまたガードを固めるが、ケージに押し込んだオレイニクが再びスタンドでエゼキエル狙い。振りほどかれる。ボディに膝をもらいオレイニク効いてるがそれでも出ていく。アリスターはケージまで下がるとガードを固める。オレイニクがガードの上から殴るがだいぶ動きが鈍っている。アリスター首相撲に捕らえて膝。連打で入ってオレイニク仰向けにダウン。アリスターが上からパウンドを落とすと背中を向けるオレイニク。うつ伏せ状態で殴られ続ける。残り10数秒だったが抵抗できず殴られるのを見てレフェリー止めた。

ラッシュを凌がれて逆転負けというのが以前のアリスターだったが、今日は逆にオレイニクの攻めを凌ぎ続けてからの勝利。ガードのまま固まるのは小さいグローブのMMAでは得策とは言えないが、アリスターは終始余裕が合ったように見えた。

勝ったアリスターは本来対戦予定だったヴォルコフ戦をアピール。