格闘技徒然草

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UFC on ESPN+10:第7試合・アスペン・ラッド vs. シジェラー・ユーバンクス

女子バンタム級。ラッド6位、ユーバンクスはフライ級の2位。

Invictaでデビューから5連勝しUFCに参戦、UFCでも雄叫びパウンドで2試合連続KO勝ちしているラッド。まだ24歳で、UFCでプッシュされている一人。3連勝すれば王座挑戦もしそうな勢いだが、トップランカーとの対戦はまだない。

ユーバンクスはフライ級王座トーナメントで決勝進出したが計量失敗。初戦は判定勝ちしたが、2戦目のロクサン戦でまたも計量失敗。今回から元のバンタム級に戻す。ラッドとは2年前にInvictaで対戦して、ラッドが判定勝ちしている。34歳だがMMA公式戦ではまだ4勝2敗。MMAデビュー前にはノーギの試合でキャリアを積んでいたグラップラー

リングアナのコールを受けても無表情のまま直立不動のラッド。打撃戦。ユーバンクスがパンチからタックルへ。尻クラッチから高く持ち上げてテイクダウン。寝かされたラッド。背中を向けてバックを取らせた体勢から立つ。なおもボディロックしているユーバンクスが投げを狙うが、ラッド首を抱えてギロチンの体勢。ギロチンのまま投げてテイクダウン。サイドで絞めるがユーバンクス亀になり外す。バックを狙うラッド。転がって上を取ろうとしたユーバンクスだがラッドついていく。ハーフバックからパウンドを入れる。ユーバンクス立ったがラッド投げてまたハーフバックに。両足を差し込もうとするが防いだユーバンクスが立つ。バックを取りケージに押し込んでいるラッド。離れた。ユーバンクスがパンチを入れていく。連打がヒット。足を掴んで倒すとパウンド!ホーン。

終盤の打撃がなければラッドだったが、判断が分かれそうなラウンドに。

2R。顔面をガードしながら出ていくラッド。四つに組んだラッド。クラッチしてテイクダウン。サイド。マウントに。反転して亀になったユーバンクスにバックマウントからチョーク。顎の上で決まらず。なおもバックマウントをキープし雄叫びパウンドからまたチョーク。今度は喉元に入っている。しかし正対して外したユーバンクス。ラッド雄叫びパウンド&肘。残り30秒。ラッドはアメリカーナを狙ったが位置が悪い。起き上がり雄叫びパウンド連打。足で距離を作り防ぐユーバンクス。ホーン。

2Rラッド。ユーバンクスがディフェンスしかしていなかったので10-8がつく可能性もある。

3R。パンチで出るラッドにユーバンクスも打ち返す。首相撲に捕らえるラッド。肘を入れて離れる。パンチ、肘の打ち合い。どんどん出ていくラッド。ユーバンクスも連打を入れているがラッド下がらない。手数は五分。残り1分。タックルに入ったラッド。バックに回るがユーバンクス正対。しかしクラッチして投げを狙うラッド。倒せずケージに押し込む。残り10秒で放してパンチのラッシュをするとユーバンクスも打ち返す。両者ラッシュ。タイムアップ。

3Rは微妙。最後の打ち合いはユーバンクスの回転が上だったが。

30-26、29-27、29-28の3-0でラッド勝利。

内容的にタイトル戦線まではまだ遠い。

メディアのジャッジではラッド支持が多いが、1,3Rをユーバンクスに入れて29-28や28-28のドローもそれなりにいる。

Aspen Ladd def.  Sijara Eubanks :: UFC on ESPN+ 10 :: MMA Decisions