格闘技徒然草

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UFC246:第9試合・アレクセイ・オレイニク vs. モーリス・グリーン

ヘビー級。オレイニク12位、グリーンはランク外。

ミルコ・ハントのK-1王者に一本勝ちしているパワーグラップラーのオレイニクだが、3人目のK-1王者との対戦はアリスターにKO負け。さらに、前戦ではウォルト・ハリスに12秒KO負けと連敗中。ヘビー級最年長の42歳。

TUF28ヘビー級トーナメント3位のグリーンは前座戦線で3連勝したが、前戦ではFNGヘビー級王者のセルゲイ・パブロビッチに1RKO負け。趣味はかぎ針編みで、手編みのグッズを販売もしている。

大振りのパンチを振り回したオレイニクだがローで足を払われスリップダウン。しかしグラウンドに付き合わず立たせるグリーン。オレイニクまた前に出るとタックル。スタンドでバックに回った。グリーンが桜庭ロックを狙ったが、上に回って抑え込んだオレイニク。サイド。グリーンはケージを蹴って逃れてガードに移行。三角を仕掛けたが外れた。また三角。外されサバかれてパスを許すが、バックを取らせて立つ。しかしオレイニク再びテイクダウン。マウント。またケージを蹴ることができる体勢。袈裟固めに。オレイニク全力で絞める。グリーン耐えている。タップは奪えずホーン。

1Rオレイニク。しかし全力で絞めて体力を使ったか。

2R。オレイニクスローダウン。スローなパンチから組んだ。テイクダウンは奪えないがまたタックルに。尻クラッチからテイクダウン成功。ハーフからエゼキエルチョークのセットアップ。しかし入れず。グリーン下からキムラ。しかし外れた。マウント。ケージを蹴って返そうとしたところで腕十字へ。裏十字の体勢で伸ばしていく。足で体をまたいでディフェンスしていたグリーンだがタップ!

オレイニク、馬鹿力での絞めからの失速、からのフィニッシュと、らしさ爆発の勝利。タイトル戦線まで行くのは厳しいかもしれないが、貴重なキャラクターではある。