格闘技徒然草

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UFC246:メインイベント・コナー・マクレガー vs. ドナルド・セラーニ

ウェルター級5分5R。ともにライト級ランカーで、マクレガー4位、セラーニ5位。

30歳~31歳と実力的にピークの年齢の1年以上を棒に振ったマクレガー。さらにその前はボクシングの試合をしていたこともありMMAは2年近いブランク。ネイト戦以来のノンタイトル戦、そしてネイト戦以来のウェルター級。事前のフェイスオフではやはり体格差があった。ヌルマゴやメイウェザーとの再戦、パッキャオとのボクシングマッチ、BMF王者マスヴィダルとの対戦など、ビッグビジネスになりそうな試合をどんどんアピールしているが、ここで負ければすべて絵に描いた餅となる。

2017年からの3年間でMMA1試合しかしていないマクレガーに対し、セラーニは10試合している。が、戦績は4勝6敗で、TKO負けが4試合。現在2連続TKO負け中。再来月には37歳になる。激闘王もさすがにダメージの蓄積が気になってきている。ここで負けて3連敗となれば、もうタイトル戦線からは完全に後退してしまうし、勝てばキャリア最大の勝利となる。

グローブタッチかと思わせていきなり左を打ち込んだマクレガーだがセラーニかわして組む。しかし肩パンチ連打するマクレガー。離れた。マクレガー左ハイ。ぐらついたセラーニ。パンチを打ち込むマクレガー。頭を抱えて打たれるセラーニ。さらに打ち込まれダウン!マクレガーパウンド。しかしレフェリーのハーブ・ディーン止めない。パウンド連打が入りようやく止めた。

セラーニに一発のパンチもヒットさせることなく完勝の中の完勝。

マクレガーは試合後のインタビューで、「どの階級でも戦える」と言ったが、「ウェルター級が大好きだ」ともコメント。次戦もウェルターか?