決定カードは、ミルコ・クロコップ（クロアチア／クロコップ・スクワッド）ｖｓ高山善廣（日本／高山堂）と、パンクラス無差別級タイトル戦のジョシュ・バーネット（米国／新日本プロレス）ｖｓセーム・シュルト（オランダ／ゴールデングローリー）の２試合。さらに藤田和之（日本／猪木事務所）の参戦が正式決定した。
ミルコvs高山には正直期待できない。ファイトスタイルから言って、高山には万に一つの勝つ可能性もないし、またボコボコ残酷ショーが繰り広げられるだけ。それが好きな人にとってはいいだろうけど。ミルコvsジョシュならエキサイティングな試合になったと思うが・・・。
ジョシュvsシュルトのKOP無差別級タイトルマッチは、両者のUFCでの対戦、シュルトのベルト返上などのサイドストーリーを抑えておいて思い入れがもてれば非常に面白いカードとなるのだが、いかんせん、世間には伝わっていない。そういう意味では、このカードはパンクラスの会場でやるべきだったとも思う。試合自体は、シュルトがどの程度総合（グローブ着用の）への対応ができているかがポイントとなるが、この1年K-1ルールでの試合ばかりだったのが不安。しかし、シュルトはパンクラスの旧ルール（掌底・グラウンドブレイク早）であったら未だに最強の座に着いていたことだろう。
