格闘技徒然草

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★DSE、猪木祭りに対し法的措置も

同社長は、来年10月まで結んだヒョードルとの契約書を報道陣に公開。それを盾に、今週中にも抗議文を日テレに送付し、参戦撤回を求める考えを示した。日テレ側が無視して参戦させた場合についても触れ「ヒョードルには契約違反による損害賠償を求め、ヘビー級ベルトを返上してもらう。日テレには、顧問弁護士と相談してしかるべき法的措置を取る」と強行手段に出る覚悟を明かした。

 DSEは大みそかに「男祭り2003」をさいたまスーパーアリーナで開催するが、興行戦争のライバルの「―ボンバイエ」に、やはり独占契約しているセーム・シュルト(30)=オランダ=を派遣する方針だった。だが、同社長は「ヒョードルを強行出場させるなら、シュルトの出場もやめさせてもらう」とも話した。

事態は足の引っ張り合いへ。
たぶん、法的にはDSEの方が正しいのではないかと思う。チームが変わったから、前の契約が無効ということにはならないだろう。もともと仲良くするのは無理だったのだろうが、こんな争いごとは業界・ファンにとってマイナスにしかならない。
DSE一党独裁が良かったとも思わないが、競合イベントの影響が、悪い方向に出てしまった。
まあ、社長の「他人のモノに手を出すなんて、次元が低すぎる。ふざけんな、と言いたい」なんていう発言は、因果応報だから全く同情する気にはなれないが。