結果・詳細はフリジッドスターさんのブログで↓
http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/20050501
試合は見ていないが、アライが予想外の善戦を見せたとのこと。打撃でも井上が上かと思っていたので意外。アライは着実に成長している。逆に、井上はちょっと個人的に評価を修正しなければいけないかなとも。打撃で光留や北岡を圧倒していたイメージでやや過大評価していたか。「打撃の修練を積んだグラップラー」には打ち勝てても、ストライカー相手だとまだ厳しいようだ。結局はKO勝ちしたわけだし、キャリアを積めばまだまだ伸びしろはある選手なことは間違いないが、現時点ではまだ大石にも付け入る隙はあるかなと。
メインはマーコートがスタミナ切れになりつつも竹内に一本勝ち。やはりマーコートはこのレベルの日本人選手より１枚上にいる。80kg台前半の階級で世界レベルに通用しないマーコート相手に、日本トップクラスの竹内が歯が立たないなら、やはりこのクラスでも日本と世界の差は大きいのか。もっともマーコートも今ならメジャーシーンで通用するかもしれない。武士道に出ても面白いと思ったが、本人の希望は自国のUFCのようだ。
竹内は敗れたものの、SKは勢力拡大を続ける。第1試合の石毛はこれで3連勝。ミドルでは微妙だった長谷川も、ウェルターに落としてからは水を得た魚のような輝きを見せている。そして、天心モンスター軍団としてフェザー級に今泉堅太郎が送り込まれるというビッグニュース。今泉は修斗では60kg級だったが、体格的には前田とほぼ同じくらいではないだろうか。ようやくパンクラスで前田を活かせる対戦相手を獲得したという感じ。常々パンクラスへの不満を口にする天心代表だが、どんどん増殖するSK勢を見ると、パンクラスとの関係は良好に見える。
一本決着が多く、意外に盛り上がった興行になった模様。
