格闘技徒然草

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★第8試合 長南亮vsニーノ・“エルビス”・シェンブリ

なんとニーノ、道衣の上を着たまま戦う。ブラジル人ではホイス以外初めてでは。
タックルを受け止められると、ニーノは即引き込み。最初から下で戦う作戦か。両者細かいパンチの入れ合い。長南は体を起こして強烈なパウンドを落とす。ニーノはホールドしつつ、下からラバーガードなどを仕掛けていたが、ニーノにのみグリーンカードが出され、スタンドへ。
スタンドからタックル、テイクダウン。上から細かいパンチを落とすが、またしてもブレイク。今度は長南にグリーンカード。6分。
長南のフックに合わせて組み付いたニーノは横に付き、切り返してテイクダウン。ハーフマウント。パスガードしようとするニーノだが、長南が道衣を引っ張り反転して上に。しかし残り1分。ホールドするニーノを攻めきれず1R終了。
非常に静かな展開。ニーノは良く長南の打撃をもらわないように凌いでいるが、攻めもない。
組み付いたニーノだが、引き込み。長南はホールドされているため、細かいパンチしか打てず。ブレイク、また両者にグリーンカード。スタンドへ。タックルに行きすぐ引き込むニーノ。長南は大きいパンチが打ちたいが、ニーノが抱きついてさせない。残り2分でまたブレイク、ニーノにまたカード。ブーイングも。
ニーノまたタックル即引き込み。展開変わらず。終了間際、長南は体を離し、踏みつけ。しかしそのままタイムアップ。
ニーノが何をしたいのかが良くわからなかった。長南の攻撃はほぼ防いでいたが、自分の攻めが全くなく。長南は腰が軽くテイクダウンは取れていたのに、早々に諦めて引き込んでいた。下から極めがあるわけでもなく。あれだけディフェンシブな戦いをされると長南は厳しい。