格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★サップ問題補遺

サップは人気絶頂期でもK-1から少額のギャラしかもらえず(以前出た噂では1試合100万とか)不満を持っていたというのは以前から聞く話だが、一方では「ビッグマネーを手にしてもう試合をするモチベーションがなくなった」という話もある。実際、サップはK-1参戦1年で豪邸を建てているし。それでも他のプロモーションに比べれば安かったのかもしれないが。全体的にK-1の方が総合に比べファイトマネーは安いらしい。総合と違い、立ち技でK-1に対抗するイベントがないのでギャラ戦争が起きないのだろう。谷川Pは「ファイトマネーではDSEにかなわない」と発言しているが、これは資金はあっても総合の選手にあまり高いファイトマネーを出すと、K-1の選手が不満に思うので出せないということなのでは。
ゴールデン・グローリーのマネジャーであるバス・ブーンも、やはりサップがギャラに不満を持っていたことが騒動の原因としている。
http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-276.html

ボブ・サップ問題について私が聞いたのは、K1が彼が望む金を支払わなかったという事だ。私達もオランダの観衆と同様この状況に動揺したが、ファイターやマネージャーにとって何を意味するか理解して欲しい。現場の問題をK1が解決しないようなら、誰がサップの事を批判できるだろうか?勿論私達はK1の公式発表を待たねばならないが、噂ではこれはお金の問題でありサップは全く満足していなかったらしい。

しかし、下でサップの「フリーにしないと試合しない」という脅迫に怒っているK-1オランダプロモーターSimon Rutzだが、一方ではシュルトに「試合をしないなら他のゴールデン・グローリーのメンバーもカードから外す」と脅迫しており、どっちもどっちだなという感じだ。