明日11時より実況します。
顔見せファイトにしても、大晦日に負けたハンセンじゃなく、勝ったメレンデスや青木の方が良かったのだが。穴埋め感漂うマッチメーク。
アイルランドはよく知らないがダンジグに負けてるので、ハンセンがKOで勝つと予想。
<第2試合 ワンマッチ>
三崎和雄:181パウンド
フランク・トリッグ:183パウンド
「GP王者・階級王者5名が揃うオールスター大会」と煽られているが、そのGP王者三崎が第2試合に組まれている。トリッグはUFCでも活躍していたし、マッハの試合と逆でもいいと思うが。
このカードが全カード中、もっとも実力差がない。スポーツベッティングでの掛け率は、当初3倍程度三崎有利という倍率だったが、現在はほぼ差が無くなっている。
トリッグは元々76〜77kgの選手で、そこでも負けが込んで一時引退。昨年12月に185lbsに階級を上げて復帰、ジェイソン・ミラーにTKO勝ちしている。しかしやはり体格的には一階級下で、この階級でトップを争えるとは思えない・・・が、相手が三崎ならどうか。何とか出来そうな感じもあるが。四点膝なしもトリッグに優位に働くと思う。
前半、トリッグがテイクダウンして優位に攻めるも、2R以降スタミナ切れで手が出なくなり、三崎vsダンヘンのような展開で三崎が手数で判定勝利。
<第3試合 ワンマッチ>
トラビス・ビュー:205パウンド
ジェームス・リー:210.5パウンド
PRIDE無関係のカード。KOTC王者とはいえ、勝った有名選手が謙吾しかいないリー。知名度ではビューだが、ビューも最近はパッとせず。直前出場になった分、コンディションの差で不利なリーが判定負け。
<第4試合 ワンマッチ>
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ:205パウンド
ソクジュ:205パウンド
キリンを殺った上、対戦が不可能なはずの篠原にも勝っている(と言い張る)ソクジュ。ベッティングでは無名のためもの凄い差をつけられているが、そこそこできるはず。勝つとは思えないが、ホジェリオも極めがないので判定で。
ダンジグの実力を図るのに、青木に何も出来ず極められたクレイ・フレンチに判定負け、というのは参考にならない。フレンチは、青木の極めが予想以上で、実力を出す間もなかったから。結局何も判断の材料がない。戦績を見ると勢いはありそうだが、マッハに勝てるほどとも思えない。けれどマッハも決め手に欠けるところがあるので、圧倒しつつも判定で。
<第6試合 ワンマッチ>
セルゲイ・ハリトーノフ:242パウンド
マイク・ルソー:255パウンド
この試合はハリトーノフが問題なく1RKO勝ち。最近厳しい試合が続いているハリトーノフにはちょうどいい息抜き試合だろう。
<第7試合 ワンマッチ>
マウリシオ・ショーグン:205パウンド
アリスター・オーフレイム:205パウンド
アップセットがあるとしたらここ。アリスターはすっかりダメキャラ的な印象があるが、負けた試合も序盤は悪くなかった。ショーグンとの1戦目も最初は押していた。序盤から圧倒して押し切る展開になれば。でも、やっぱり負け癖がつきすぎているアリスターが勝つ絵が思い浮かばないので、ショーグンのKO勝ち。
UFCではトップグループに入れなかったディアス。五味もこのレベルには負けられないはず。この辺の階級でPRIDEとUFCを比較する指標がなかったので、これがちょうどいい物差しになりそう。
五味1RKO勝ち。
<第9試合 ミドル級タイトルマッチ>
ヴァンダレイ・シウバ:205パウンド
ダン・ヘンダーソン:200パウンド
無理に身体を大きくしてきても、リミットを大きく下回っているダンヘン。まあこの試合も堅いだろう。ルール・判定方法の違い(普段は試合を通してのマストだが、ベガスではラウンドごとの採点)が影響できるレベルまで粘れるか。シウバKO勝ち。
前回のPRIDE32と同様の顔見せマッチメークのみ。軽い階級の試合が増えてカード的にはレベルが落ちてる。あくまでベガスだからなのか、それともこれが武士道廃止後のPRIDEの姿なのか。前回はダンヘンvsビクトーがプチアップセットだったくらいで、ほぼ順当な試合結果に終わったが、今回もそうなるか?ほぼ全試合結果が見えているマッチメークばかり。でもメインのタイトルマッチが、実力差があるにしてもそれなりにスリリングな試合になって、メイン良ければ全て良しで丸く収まる感じになると思う。盛り上がりはメイン次第。