<第1第試合 試合 ヘビー級ワンマッチ>
中尾“KISS”芳広(日本/フリー)
エジソン・ドラゴ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
8戦8勝全一本勝ちだったドラゴだが、ナツラ戦では何も出来ず完敗。拍子抜けだった。あの試合だけ見ていたら、中尾が押さえ込んで判定と予想するが、やはりそれまでKOの山を築いてきたドラゴだけに、ここもKOを期待したい。
ドラゴKO勝ち。
ズールは戦闘竜に勝ち(ストップ早すぎだったが)、ヒョードル・ノゲイラに負けで、実力測定が出来ていない。1年前からキャリアを積んだ様子もないし。ズールはちゃんとタックルできるのか。バタービーンもトンプソンをKOしてはいるが、序盤の打撃戦でのもので、総合に対する適応には未だ疑問が残る。
ズールが1Rテイクダウン出来て極められればズールの勝ち、テイクダウンの前にKOするか、1R生き延びたらバタービーンの勝ち。
ズール期待なのでズール1Rパウンドでタップアウトと予想。
<第3試合 ウェルター級ワンマッチ>
瀧本 誠(日本/吉田道場)
ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
弁慶も勝った試合はすべてKO・一本だが、キャリア的にドラゴと同じ感じ。カーティス・スタウトやマーク・ウィアーあたりの中堅レベルに勝った実績しかない。未知の強豪ではあるけど、国外で試合をするのは初めてで、アウェイで試合をしてみたら案外「内弁慶」だったりして。ダッハッハ(猪木?)。まあ中堅レベルの実力があれば瀧本には余裕で勝てるだろう。弁慶がパウンドでタップアウト。
<第4試合 ヘビー級ワンマッチ>
ギルバート・アイブル(オランダ/ボスジム)
小路 晃(日本/フリー)
アターエフの欠場に伴い、小路が急遽参戦。クラブDEEPですらスッキリ勝てない小路だが、ほとんど準備期間のない中で出てきただけでも立派。正直どうでもいいカードではあるが、PRIDE10周年を一時支えてきた選手だし、ただ一人PRIDE1に出ていた選手ということもあって、頑張って欲しいかなと。しかしアイブルは美濃輪に負けちゃったりはしているが、小路には一本を取る極めの強さはないし、体格差と準備期間の無さもあって最後は打撃にやられてしまうか。
アイブルKO勝ち。
<第5試合 ヘビー級ワンマッチ>
ドン・フライ(米国/フリー)
ジェームス・トンプソン(英国/チーム・トロジャン)
フライは榊原社長退任と聞いて飛んできました、と社長は言っていたけど、本人は「サカキバラさんからどうしても出てくれと頼まれた」と言ってる。どっちでもいいが。しかしわざわざ出てくるのに、PRIDE参戦はこれが最後らしい。最後はトンプソンと壮絶に殴り合って散るか。
トンプソンKO勝ち。
セミ前に金魚マッチとは。青木がいつも通り引き込んで一本。
<第7試合 ミドル級ワンマッチ>
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
ソクジュ(カメルーン/チーム・クエスト)
まぐれは1度だけ。アローナがテイクダウンして一本。
<第8試合 ヘビー級ワンマッチ>
藤田和之(日本/「Team Japan」藤田事務所)
ジェフ・モンソン(米国/アメリカン・トップチーム)
モンソンがテイクダウンして藤田いいところなく判定負けになりそう。もしそうなったら最悪のエンディングだが。しかし一発がある藤田だけに、最後に逆転KOして大盛り上がりになる可能性も。たぶん無理だが。
モンソン判定勝ち。
この8試合で終わりとは限らないらしい。
http://www.boutreview.com/data/news05/070408pride34.html
榊原信行DSE代表は「このまま8試合を淡々とやって終わらせない」「いい意味でも悪い意味でもサプライズを起こす」とコメント。試合数が増えることを示唆し、「6〜7割準備ができている。ここ1・2日にいろんな動きがあった。大会後に種明かしができると思う」と予告した。
「悪い意味でも」って。誰か当日欠場でもするのか。当日追加カードとかされてもどうせろくなもんじゃないし、水増し程度ならいらない。
ところで、明日はアメリカ西海岸で生中継PPVとのことで、いつもみたいに開始時間になってもダラダラだべって20分遅れで開始、みたいなことはないらしい。イベント進行もPPV枠内に入るようにスムーズになるはず。もしかして追加カードというのは、UFCみたいに時間が余ったときの穴埋めマッチを用意しているのかも。
前回のベガスでも、放送時間内にメインまで入るように、試合の進み具合によってはメインを前倒しする計画もあったとか。あまり長すぎるイベントは疲れてしまうので、今後もそうなるのであれば歓迎したい。しかしライト級GPとかは生中継PPVしなさそうだが。