ヒューズもサンチェズも参戦発表されなかったが、それより重要なのが、どうやら73kgで開催されそうなこと。少なくともGP終了までは現在のリミットで行くことになる。階級はいずれ統一するべきだとしても、５月開始のGPからというのは早すぎるので、73kgで開催できて良かった（まだ確定ではないが）。GP優勝してもその瞬間に階級自体がなくなってしまうというのも悲しいから、来年から切り替えというくらいがベストでは。
UFC枠については
http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1176100229
UFCファイター数名に関しては、2〜3の枠になると思いますが、UFCの枠というよりはライト級の世界中の上位20〜30名の中から16名を招聘するという形です。
と、ちょっと微妙な表現に。73kgで戦える選手でなくてはいけないし。クリス・ライトルあたりが来るのでは。ライトルだってUFCウェルターのトップ10には入る選手だし、PRIDE側もベスト10〜12くらいの選手が出るのだから見劣りはしないだろう。しかし、出場予定選手に五味の名前を出しておきながら「五味は調整中」って。もはや完全に開き直っている。まあ予定であって決定ではないから嘘ではないが。「出場希望選手」の方が実態を表しているのでは。１回戦はイージーな相手を当てるだろうし、結局五味は出てくると思うが。
ついでにUFC移籍が発表されたノゲイラについても榊原社長がコメント。
http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1176100253
ノゲイラがUFCの会場にいたという話ですが、詳細はまだ確認していません。ノゲイラは今後、PRIDEとUFCの両方に上がっていける形で考えようと思っている選手。PRIDEと契約して、UFCにも両方出て行くことになると思います。UFCと契約するわけではありません。
まず確認してない時点でどうかと思うけど、ノゲイラもダナもはっきりと「契約した」と言っているのに、今さら言い繕っても意味はないだろう。「ミルコ移籍？噂を信じちゃいけません」とか「ダナとは友好関係が続いていて確執はありません」とか「ヒョードルとは独占契約」とか、末期の榊原社長はすぐばれる嘘を言いすぎ。
ノゲイラの移籍に関しては、ミルコほどベストのタイミングだったとは思わない。しかしPRIDEではもうヒョードルしか相手がいないが、また同じ展開の試合になるのは目に見えてる。年末にジョシュにリベンジしてヘビー級ランキング１位の座を確保したが、タイトルマッチへの気運は高まってこなかった。見ている側に今さら感も漂っていたし。UFCなら、すぐベルトを取って敵なし状態になるのが見えているミルコのライバル役になれる。もちろんファイトマネーの額も大きいだろう。ただ、1Rが短く、下になっても金網に押しつけられると身動きが取れなくなるUFCは、ノゲイラにはあまり向いていないと思うが。
