格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ゴン格のダナ・ホワイトインタビュー

重要発言をピックアップ

  • ノゲイラは引き抜きではなくPRIDEが契約しようとしなかっただけ
  • (ライト級GPに選手を送り込むプランは)どんなプランもない。まだ計画段階。(UFC69以前にはジョン・フィッチの名を上げている)
  • ルール・階級はPRIDE・UFCのものが統一された“MMAルール”になる
  • ヒジと四点膝を認め、サッカーボールキックは禁止にするべき
  • マーク・ラトナー(元アスレチックコミッションの大物)には日本でも第三者機関を設けてルールを統括するように動いてもらうつもり

特に最後のコミッション設立を考えているというのが驚き。しかし、設立には他プロモーションの協力が不可欠だろう。単にPRIDE・UFCを統括するだけの内部的組織にするなら簡単だが(それだと設立する意味もあまりないが)。特に修斗コミッションとの関係はどうなるか。ISCはあくまで修斗という競技を統括する競技だが、UFCの作るコミッションがMMA全体を統括するものなら当然修斗もその中に入ってくるだろう。
しかしアメリカのようにボクシングコミッションが力を持っていて許可なく興行が開けないというのとは違い、権威を後付でコミッションを作って果たして成功するのか?ネバダではPRIDEのアメリカ進出を阻むためにUFCからコミッションへの働きかけがあったらしいし、コミッションにライバルイベントのビッグカードを差し止めさせたりというような妨害工作があるんじゃないかと考えると、他のプロモーションは参加しないのでは。