格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC73リアルタイム実況

11時より。
ティトvsエバンスの煽り。シャークvsフランカではなくこちらがセミかもしれない。
本放送開始。
ネイサン、顔変わったなあ・・・。ヒゲで精悍さが増した。オープニングV。ノゲイラの映像はPRIDE時代のもの。そういえば、昨日のSAMURAI格闘ジャングルに青木がゲストで来ていて過去の試合を振り返っていたのだが、なぜか男祭りの試合だけがVではなく写真だった。権利関係の問題か?
今日の見所を説明してます。
中継はいきなりノゲvsヒーリングから。日本で対戦したことも紹介される。

ノゲイラvsヒーリング

ヒーリング入場。日本時代と同じ曲か。体はあまり締まってない感じ。でもいつもか。
ノゲイラ入場。セコンドはATT勢か。アンデウソンもいる?両者コール。ノゲイラにもヒーリングと互角以上の歓声が。初参戦の外国人にしてはなかなか。
組んでいくノゲイラ、あっさり外掛けテイクダウンでサイドへ。パンチを落としつつ次の展開を伺う。ヒーリングは俯せになって立ち上がることに成功。スタンドへ。パンチの打ち合い。お互いヒット&アウェイ。早速観客からBoo。ノゲイラが距離を詰めていく。パンチが入ってぐらつくヒーリング。すかさず組んでいくが、引きはがされる。スタンドでプレッシャーをかけ金網際に追いつめていくノゲイラ。しかしヒーリングは上手く回って詰められない。前に出るノゲイラ、下がって回って逃げるヒーリング。残り1分、ようやくノゲイラがスタンドで捕らえる。バックにつくが、また離される。ヒーリングの左ハイキックが顔面にクリーンヒット!ノゲイラダウン。止められてもおかしくなかった。追い打ちのパウンドを入れるが、ノゲが蹴り離す。スクートでヒーリングが離れブレイク。立ったがダメージが残っているノゲイラ。足下がふらついている。よろめきながらタックルに行くが、ヒーリングがパウンド。しかしまた離れてゴング。
ノゲイラはかなりダメージが残っている模様。普段のUFCなら止めていたんじゃないか。
2R。ややダメージは抜けたか。1R同様、前に出るノゲイラ、フットワークで逃げるヒーリングという展開。ミルコと同じく、広い金網で逃げる相手に苦戦している。プレッシャーをかけながら組みに行くノゲイラ。ダブルレッグでテイクダウン。サイド。マウント。バックからチョーク。しかしヒーリングは回転して上を取る。一回目の対戦と同じ展開。離れるヒーリング。スタンド。ノゲイラのジャブがヒットする。金網際に詰めて組み付くが引きはがされるノゲイラ。また組み付いてテイクダウン、パウンドを落とすがブザー。このラウンドはノゲイラ
ヒーリングは右目の下がちょっと腫れている。ノゲイラはもうダメージが抜けているように見えるが・・・。
パンチで前に出るノゲイラ。下がって逃げるヒーリング。胴タックル。簡単にテイクダウンし、サイド。亀になるヒーリング。ノゲイラはチョークへ。でも腕が喉に入っていない。顔の上。フェイスロック風だがそのまま締めている。抜けた。ポジションが変わってノゲイラのガード。肘を落とすヒーリング。ノゲは下からキムラ。前転して逃げたヒーリング。また亀に。立ち上がって逃げるヒーリング。スタンドへ。ヒーリングはスタミナ切れの模様。ノゲイラも消耗している。ヒーリングのハイはガード。残り1分前に出るノゲイラ、逃げるヒーリングの展開が続く。ゴング。
どうだろう。1R10-8ならドロー?ブラボーは29-28でノゲイラUFCって10-8ないんだっけ?(よっぽどの大差でない限りつけないらしい。日本なら完全に10-8の内容だったが。ダメージ優先じゃないとすれば、あのハイキック一発のみだから1ポイント差ってことなのか?)3者29-28でノゲイラ勝利。観客から不満の声は無し。そういうものか。終わってみたら、ヒーリングの有効な攻撃ってハイキック1発のみで、後はスタンドでもグラウンドでもノゲイラが圧倒していた。が、金網対策は出来ていないように見えた。スタンドで捕まえられない。リングならコーナーに詰めてクラッチ出来るが、金網際で捕まえてもすぐ引きはがされてしまう。ヒーリングがサブミッションから逃げるのが上手かったのもあるが、グラウンドでも仕留められず、インパクトのある勝利とは言えなかった。ノゲイラが下になった時の攻防があまり見られなかったので、肘対策がどの程度なのかは不明。
ヒーリングはちょっと逃げすぎ。カウンターでのKOは狙っていたから逃げばかりというわけではなかったが。

ショーン・シャークvsエルメス・フランカ

シャークの豪快なタックルでたたきつける。が、フランカがフロントチョークに捕らえている。抜けた。ハーフマウント。パス、すかさずマウント。素晴らしい動き。
マウントを取ったのに組み付いているだけ。自らサイドに戻す。片腕を足でホールドするシャークだが、フランカが起きあがってガードに戻す。パウンドを入れるシャーク。再びシャークがハーフマウント。足を抜いてマウント。残り1分。マウントでもこつこつパンチ。レイ&プレイ。亀になるフランカ。チョークを前に落として立ち上がるが、すぐに戻される。ブザー。
シャーク堅いな。1Rは当然シャーク。
2R。シャークのタックルにフランカの膝がカウンターで入ってしまう。効いたシャーク、なんとか組み付こうとするが、またフランカがフロントチョーク。抜けた。フランカのガード。足を抜いた瞬間にフランカがリバーサル。シャークのガードだが、下から足でフランカを吹っ飛ばして上を取り返す。亀のフランカ。がぶりの体勢。バックを制して殴るシャーク。またフランカがハーフガード。パスしてサイド。でもこつこつ。フランカがリバーサルし、またフロントチョークに行くが、これは入ってない感じ。シャークが抜けたところで2R終了。このラウンドもシャークか。
3R。やや疲れの見えるフランカに対し、シャークはまだまだ元気。胴タックルから持ち上げてたたきつける。パスしてサイド。そしてこつこつパンチ。上四方に移り、フランカがガードに戻したが、またすぐパス。亀になるフランカ。もちろんシャークはこつこつ。立ち上がって逃げようとしたフランカだが、シャークは即テイクダウン。簡単に足を抜いてパス。サイドからV1アームロック。が、抜けた。またサイドについてこつこつしたところでブザー。シャークのワンサイドゲーム。それでいてKOできそうな感じは全くない。This is シャークスタイルという感じの試合。
4R。フランカがテンカオをヒットさせるが、もらったシャークはお構いなしにタックルに行きテイクダウン。徹底している。グラウンドでは簡単にパス。金網際で立ち上がったフランカだが、すぐに倒される。が、脱出。シャークのタックルを一度は切ったフランカだが、2度目は持ち上げてたたきつけるシャーク。サイド。こつこつ肘。脱出したフランカ、スタンドへ。フランカが膝をボディに入れるが、そのまま金網に押しつけてテイクダウンを奪うシャーク。フランカ亀。立ち上がるがすぐ倒され、即サイド。ブザー。シャークもさすがにちょっと疲れてるか。ラウンド間のリプレイは、ほとんどがフランカの攻撃。シャークの攻撃ってこつこつばかりだし。
5R。最初は打撃に付き合うシャーク。が、すぐタックル。フランカはクロスガード。なんかもう諦めてる感じ。肘を落とすシャーク。スクートから立ち上がったフランカだが、また倒される。ブーイングが飛び交ってる。フランカが下からヒールを仕掛けるが、抜けられてすぐパスされる。フランカが金網際で立ち上がる→倒されるの繰り返し。ブザー。試合終了。最後までコツコツしかしなかった。ブラボーは2Rのみフランカにつけてる。
2者50-45、1者49-46でシャーク防衛。とにかくひたすら押さえ込んでレイ&プレイ。それしかしない。圧倒はしていたが、ひたすらタックルしかしないのでカウンターの膝をもらうなどの隙もあった。並の日本人ファイターなら5R塩漬けにされるだろう。UFCライト級なら誰がやっても同じ結果になりそう。やはりペンはシャーク戦の方が見たいが。日本人だったら青木がやったらどうなるか見たい。

ティト・オーティスvsラシャード・エバンス

クートゥアが見所を語っている。煽りが長い。っていうか休憩中?ようやくエバンス入場。ティト入場だが、ブーイング。前までの試合とは比べものにならない大歓声。実質メインか。
ティトが両足タックルでテイクダウン。金網にもたれかかって立とうとするエバンス、許さないティト。ティトコール。立ち上がることに成功するエバンス。離れてパンチラッシュ。四つで受け止めたティト。金網に押し込む。エバンスのマウスピースがはずれてブレイク。スタンドで再開。エバンスは距離を取ってカウンター狙いか。ティトがロー。前に出る。タックル。しかし受け止める。膝が金的に入ったとアピールするエバンスだがマッカーシーはスルー。タックルで倒そうとするティトのバックについて殴るエバンスだが、ティトはすぐ正対。四つで金網に押しつける。片足を掬ってテイクダウン狙い。倒れないエバンス。ブザー。
ほぼ互角でどちらとも言えないが、マストならティトか。ティトは右目の下をちょっとだけカット。マッハがオクタゴンサイドにいる。「PRIDEウェルター級選手」と字幕付きで紹介された。
パンチ、キックで距離を詰めていくティト。下がるエバンス。エバンスタックル、切るティト。組み付いて金網に押しつけるエバンス。ティトは首相撲に捕らえる。肘打ちで引きはがすエバンス。エバンスがテイクダウン狙い。堪えるティト。離れた。エバンスがパンチの打ち合いからきれいにタックルにはいるが、倒せない。今度はティトがタックル。金網際で堪えるエバンス。持ち上げてテイクダウン。金網に背中をつけて立ち上がろうとするエバンス。立ち上がり今度はエバンスが押しつける。テイクダウン。ティトがフロントチョークに。観客大熱狂。入ってないけど。ブザー。
ティト、ちょっと疲れているか?動きがだるそう。エバンスは軽快にフットワーク。しかしティトがタックルで倒す。金網にもたれて立とうとするエバンス。一瞬マウントになるが、エバンスが立ち上がる。片足をキャッチして倒しに行くティト。エバンスは堪えてモモセ。膠着ブレイク。残り2分。棒立ちに近いティト。しかしエバンスも手が出ない。下がってしまう。エバンスがパンチを入れていく。ティトタックル、切ってエバンスがテイクダウン狙い。テイクダウン成功。しかし残り10秒。ブザー。最終ラウンドはエバンス。あとは1,2Rどっちかがエバンスに入っているかというところ。ブラボーは2R9-9でドローにしてる。1,2Rはどっちでもいい感じだが、微妙だけどティトかなという気がした。
三者28-28のユナニマス・ドロー。2Rに反則とかあって9-9?ちょっと良くわからない(追記:ティトの金網掴みに減点1が科されたとのこと)。まあドローでもいいかという内容だったが。エバンスはティトと互角で良くやったと見るべきか、底が見えたと見るべきか。会場は熱狂していたが、二人の対戦前の煽りとか因縁があまり伝わってこない状態で見たら、普通の凡戦にしか見えなかった。

アンデウソン・シウバvsネイサン・マーコート

パンクラス時代と同じくEye of the Tigerで入場するマーコート
ジャブで牽制するネイサン。じっくり見ているアンデウソン。パンチで前に出るネイサンだが、アンデウソンのパンチでバランスを崩す。アンデウソンはすかさず前に出てジャンピングキック。キャッチしたネイサンは倒してテイクダウン。金網際でハーフマウント。下からボディに肘を入れるアンデウソン。足を抜こうとするネイサンだが、逆にフルガードに戻すアンデウソン。下から三角狙い。距離を取って入り直すネイサン。アンデウソンは下から抱えてパウンドを許さない。立ち上がってパンチを入れていくネイサンだが、アンデウソンの足に阻まれる。再びフルガード。ブレイク。ちょっと早い気がした。スタンドでプレッシャーをかけるアンデウソン。ネイサンがタックル。片足にしがみつくが、がぶったアンデウソンが肘。上手くバックに回り逆に倒したアンデウソン、ネイサンの顔面にパウンド。手が長いので簡単に顔面まで届く。バシバシ入り、動かなくなったのを見てレフェリーが止めた。
アンデウソン完勝。上になっても攻めさせなかったし、逆に上になってからはあっという間だった。ネイサン残念。

ケニー・フロリアンvsアーヴィン・ロビンソン

スウィングバウト。ロビンソンが一本背負いできれいに投げる。が、勢いがつきすぎて立たれてしまう。逆にケンフロが払い腰でテイクダウン。ブレイク。ケンフロが外掛けテイクダウン。インサイドから肘。簡単にパスし、サイドから顔面に肘。マウント。ガードに戻すがパウンドが入る。かつぎパスでサイドへ。立ち上がるロビンソン。組み付いてタックルを狙うが、逆にケンフロがテイクダウン。あっさりマウントを許す。パウンド・肘乱打。止めなよ。タップ。ケンフロ完勝。UFC初登場となったロビンソンだが、かなりレベルの差があった。
終了。全試合結果→http://www.boutreview.com/data/reports05/070707ufc73.html
最注目だったノゲイラの苦戦にがっかり。結果が判定だったことより、アメリカのファンに衝撃を与えて欲しかったのに、普通の試合だった。相手がヒーリングというのが、終わってみたら良くなかったか。エスケープするのが上手いし、ノゲイラの手の内も分かっている。ミルコの一戦目もそうだが、あまりにも露骨な咬ませ犬マッチだったため、相手が逃げてしまった。あれでは良いところが出ない。次はトップ級との対戦が見たい。金網対策はまだまだという気がしたが。
シャークは強いが、BJ以外の相手だともう見たくない。また同じようになるのが目に見えてる。あれはあれで見応えはあるけど、強豪を塩漬けにするのはいいとして、最初からそうなるとわかっている相手だと見る気がしない。しかもタイトルマッチだから5Rだし。PRIDEの選手とやるならどれだけできるか気になるが。
アンデウソンは全く危なげなく完勝。リッチとの再戦に勝ったらもう脅かす相手はいない。PRIDEウェルター級の選手でもフィリオ以外は相手になりそうにない。フィリオとは友人だから対戦がないかもしれないが。
次回以降の発表とかは特になし。マッハもオクタゴンサイドで見ていたが、参戦が発表されたりはなかったらしい。いい位置で見ていたのでプライベートで見に来たというわけではなさそうだが、ノゲイラみたいに契約交渉があったのか。