格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★DEEP32 IMPACT決定カード

▼DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R
長谷川秀彦(日本/SKアブソリュート/王者)
VS
キム・ドンヒョン(韓国/CMA KOREA/挑戦者)

▼ミドル級
桜井隆多(R-BLODD)
VS
石川英司GRABAKA

ウェルター
池本誠知総合格闘技スタジオSTYLE)
VS
國奥麒樹真(フリー)

▼ヘビー級
水口清吾(フリー)
VS
川口雄介(BULL DOG)

▼ライト級
Barbaro44(クラブバーバリアン)
VS
ハン・スーファン(CMA KOREA)

<出場予定選手>
今成正和(Team-ROKEN/DEEPフェザー級王者)
しなしさとこ(フリー)
滑川康仁(Team M.A.D)
山崎 剛(GRABAKA

長谷川vsドンヒョンがタイトルマッチで再戦。王者が負けているわけだから当然かもしれないが、2大会連続で同じカードがメインというのはやはり珍しい。前回、直前のカード決定で準備期間がなかったが、長谷川は完全KOで敗れてからわずか2ヶ月。果たしてドンヒョン対策はできているのか。
隆多vs石川は4年前の再戦。前回は石川がパウンドでTKO勝ちし、ブレイクのきっかけとなった試合だった。しかし、2年のブランク後、復帰してからは3連敗中。DEEP山形での白井戦は勝った方が隆多と対戦するという話だったのだが。連敗中の石川にとっては厳しい相手だが、ここまでも内容は悪くないだけに、再ブレイクのきっかけにできるか。
DEEPらしい日本人対決が多く組まれているが、みんな最近DEEPを主戦場としている選手ばかりで、普通の試合という感じ。以前の修斗vsパンクラスのような、DEEPでしか見られないといったスペシャル感はない。外国人選手も今のところ韓国人だけだし、好調なようでいてリング上は現状維持の横ばい状態。それでも75〜82kgくらいの階級は日本の団体ではもっとも充実している。これにPRIDEファイター(青木や川尻や石田やマッハ、三崎や郷野)が入ればかなり面白くなるとは思うのだが。DEEPにもビッグサプライズが欲しいところ・・・と思っていたらこんなニュースが。

次にテレビ放映について「今年中の大会で民放さんと話が進んでいて、クリアになりそうな感じがあり、早ければ10月中旬にも発表します。まずはひとつの大会なんですが、DEEPのスペシャルマッチ的な大会で話を進めています」と、地上波進出が決まりつつあることも発表。

UFCもPRIDEも決まらない地上波をDEEPがゲット?地上波があるならPRIDEファイターの出場も期待出来るかもしれない。SAMURAIのPRIDE特番で、クマクマンボが「PRIDEに変わるイベントを作ろうという人が出てきてもおかしくない」と言っていたが、佐伯代表がそれを狙っているのか?今のDEEPではさすがに全国中継は厳しいし、大物をいっぱい使ったビッグマッチでは佐伯代表はよく失敗しているので、即PRIDE規模のものは期待出来ないが、このところ内輪に向かっていたDEEPが再び大きく打って出る機会になりそう。