格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★LYOTOvsソクジュ

UFC80の煽り。メインはBJペンvsジョー・スティーブンソン。ジョー・スティーブンソンは顔が北岡に似てる。体型も。
今気が付いたけど、今日は4試合なのか。メインがタイトルマッチだからか。まあ第1試合が秒殺で終わったので前座のリプレイもあるかと思うが。
おどろおどろしい仮面を付けて入場するソクジュ。入場テーマはアフリカの民族音楽風。仮面はアフリカっぽいものじゃなく、SF映画に出てくる宇宙人みたいな感じだったが。
LYOTO・ソクジュともに、コール時の声援はいまいち。
ゴング。じりじり間合いを詰めるソクジュ。ハイからパンチをヒットさせ、組み付くとテイクダウン。しかしすかさずLYOTOがスイープで上を取り返す。ここはソクジュがちょっと不用意だったか。ハーフ。ソクジュのグラウンドを見るのは初めて。LYOTOはハーフからキムラ・ストレートアームバー狙い。腕を伸ばされかけるが、ソクジュは落ち着いてセコンドの声を聞く。腕狙いを諦めたLYOTOはパウンドを落としていく。ソクジュが下からホールドしているので強いパンチは入れられず。会場からちょっとブーイング。LYOTOは肩固め狙い。抜いたソクジュが下からフロントチョークに捕らえるが、抜かれる。ブレイク。パンチから組み付いたソクジュ、大外刈りでテイクダウン。立ち上がるLYOTO。ブザー。
ほぼ五分の攻防だが、一度上になっている分、このラウンドはLYOTOか。会場静か。相変わらずLYOTOは人気がない。ソクジュのパンチは重そうで一発当たったらKOできるのでは?というように見えるが、これは過去の秒殺劇を見ているからか。
2R。ソクジュがプレッシャーをかける。時折飛び込んでのパンチ。LYOTOは金網に詰められないようにうまく回る。見合いが続きちょっとブーイング。パンチで突っ込んだ所でLYOTOが足をかけてこかし、上を取る。ガードからパウンドラッシュ。ハーフになりさらにパウンド・肘。LYOTO肩固め。しかし抜ける。だが完全なマウント。パウンドから今度は逆の肩に肩固め。抜くソクジュ。ハーフ。スタミナがきつそうなソクジュ。LYOTOは再びパウンド。肩固めでパスしサイドに移り、絞り込んでソクジュタップ。最後はスタミナ切れで心が折れていたか。それまでクリアしてきた肩固めを決められてしまった。
ソクジュ幻想終了。相変わらずパンチのプレッシャーはかなりありそうなのだが、ホジェリオ・アローナを立て続けにKOしたのは「宇宙のタイミング」(byジョシュ)だったのか、LYOTOがうまくかわしていたのか。打撃のクリーンヒットは許さなかった。グラウンドはあまり上手くない。ただ最後はスタミナ切れで決められた感じだった。腰は重く、柔道技でのテイクダウンも効果的だった。ソクジュ幻想は終わったが、実力測定はもっと他の選手との対戦を見てからにしたい。
LYOTOは初の一本勝ち。会場人気は低かったが、タップアウトの瞬間は沸いた。いまだに英語がしゃべれないあたりも人気が出ない原因か。次こそトップ陣との対戦を。