格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★DREAM視聴率は8,9%

http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/51490903.html

日本テレビ天才!志村どうぶつ園」13.2%。
世界一受けたい授業」13.3%。
▼TBS
「新総合格闘技DREAM1ライト級GP開幕戦」8.9%。
▼フジテレビ
「世界おもしろ珍メダルバカデミービデオ大賞」13.7%。
テレビ朝日
「勉強してきましたクイズ・ガリベンSP」9.1%。
テレビ東京
「早起き朝食自慢の宿」6.9%。
▼NHK
「NHKニュース7」17.4%。「家族で選ぶにっぽんの歌」17.3%。

痛恨のシングル。大晦日を除いたゴールデン&プライムの格闘技中継ではワーストではないか。でもまあ想定内だろう。元々、この数年の格闘技中継は視聴率の下落傾向があった。去年のMAX決勝にしても、魔裟斗が決勝まで勝ち上がるという最高のシナリオで11.8%しか取れていない。その上、今回は世間的知名度がある選手が少なく、一番引っ張っていたのがミルコ(メインの結果に関係なく、ラテ欄でも一番先頭で扱われていたのがミルコだった)。そのミルコの試合も1週間前に決まった無名選手との金魚マッチで、単に「ミルコが帰ってきた」というだけで見る人は少ない。それ以外の試合も、中継を見ていてもつまらなさが伝わってきた。あれでは格闘技ファン以外の一般層にチャンネルを変えられても仕方がない。
だとしても、HERO'Sでも去年はギリギリ死守していた10%の壁を守りきれなかったのは痛い。それも記念すべき旗揚げ戦で。ゲスト解説のKIDの名前をラテ欄に載せるくらいなら、なんで試合を組まなかったんだろう。素人が思いつくぐらいのことは当然主催者側もわかっているだろうから、主催者が変わったことで何か参戦できない問題が起きたのか、あるいは予算がなかったのか(あまり金を使っているようには見えなかったが)、何らかの理由があったのだとは思うが。
「夢の合体」と言っても、事情を知らない視聴者には何が夢なのかわからない。HERO'SとPRIDE(の武士道勢の一部)が合流したと言っても、青木vsカルバンが大晦日の再戦であることを考えたら、今回の夢カードは川尻vsマンバくらい。このカードの何が夢なのかわからないし、それを伝えようとする努力も感じなかった。
次回以降も厳しい。当初から半分は深夜枠の予定だし、ライト級GP準々決勝は深夜だろう。DREAM.2はどうだろうか。祝日の4時開始なので、深夜でなければ多分9時〜11時だが。ライト級に比べて色物多め・実力控えめのミドル級が視聴率を取るようなら、それはそれで今後難しくなる気がする。今回みたいな番組作りでは、視聴率を呼び込む新しいスターが誕生するとも思えないし、PPV+地上波深夜の中継方式では採算が取れないことは武士道が証明してしまっているし、早急に何とかしないと、今年が総合の地上波ゴールデン最後の年になりそうだ。