格闘技徒然草

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★UFC84:吉田善行&キム・ドンヒョン参戦

吉田の相手はジョン・コッペンハーバー。
http://news.livedoor.com/article/detail/3559887/

昨年12月には吉田同様、ケージフォースのウェルター級王座決定トーナメントに出場したジェレッド・ローリンズにTKO勝ちを収めUFC正式デビューを果たしている。
そのローリンズを下した菊池昭から、ヒジ打ちの連打でTKO勝ちしている吉田。MMAに三段論法は通じないが、比較的白星が計算できる相手であることは間違いない。

良く考えると三段論法にもなってないのだが(コッペン>ローリンズ<菊地<吉田なので吉田>コッペンとは言えない)、まだキャリアは浅い。
吉田は去年ケージフォースのトーナメントで井上克也・菊地を連破し、一躍注目されたが、実はもう33歳(UFC84の時点で34歳)。プロデビューが31歳と遅いが、柔道エリートだけに身体能力でそれを克服してきた。今までUFCに参戦した日本人選手との違いは、金網になれていること。ケージフォースの目的が「金網で勝てる選手を育成する」ことだけに、吉田の戦いぶりには期待が集まる。
DEEPで活躍したキム・ドンヒョンはジェイソン・タンと参戦。タンはUFC1戦1敗。ドンヒョンにとっては勝って当然の相手。ドンヒョンの場合、アメリカ・金網・日本人以外の外国人との試合が初と、環境面では不安があるが、日本では全く底を見せることがなかったので、どこまで行けるか期待したい。
二人ともデビュー戦だから仕方がないが、PPVに乗らない前座カード。さらにソクジュvs中村KAZも前座。日本になじみが深いカードが多いUFC84だが、これはちょっと残念だ。