格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC99展望・明日早朝よりリアルタイム実況します

日本版UFCオフィシャルサイトが正式オープン。
http://www.ufcjapan.jp/
オープンしたての割にはコンテンツが充実している。まだUFCオンデマンドはないが(もっとも、英語版と同じ内容になるらしいけど)。
明日行われるUFC99の試合順が英語版オフィシャルと異なる。
http://www.ufcjapan.jp/card.php?belong=1&eid=00004
ミルコの試合が前座の第4試合になってる。単純に日本版HPのミスだろうけど。
前座カードは、名前に見覚えがある選手はだいたい欧州大会の常連ご当地選手で、対戦相手は1勝1敗レベルの選手が多い。あまり見所がない。
その分、今回はメインカードが6試合。毎回5試合では物足りないと思っていたので、今後はこれで定着してくれたらいいのだが(タイトルマッチの場合はしょうがないけど)。
マーカス・デイビスvsダン・ハーディ
前回大会後、舌戦を繰り広げた因縁マッチ。ハーディと言えばケージフォース出身で、UFCでは郷野と対戦したことも有名。ほぼ五分の内容で、かつて郷野に一本負けしたタムダン・マックローリーもPPVメインカードに名前を連ねるようになっていることを考えると、郷野のリリースはもうちょっと待ってほしかった気がする。まあ、ハーディと五分の時点でタイトルに絡むことは難しかっただろうし、郷野にとってはボロボロになる前に日本に帰ってこられて良かったかもしれないが。
元プロボクサーのデイビスと、郷野戦ではテクニックで上回る相手を一発の重さで下したハーディ。UFCでは10戦8勝2敗のデイビスが格上。勝てばそろそろタイトルマッチ戦線に絡んでこられるかも。年齢的にも、もう一歩も足踏みできない状態。
宇野薫vsスペンサー・フィッシャー
UFC10戦7勝だが、ライト級ではあくまで二番手グループのフィッシャー。実力測定にはこれ以上ない相手。勝てば次もメインカードだろうし、負ければ前座送りだろう。宇野も一歩も停滞している余裕はない。つまんなくてもいいから勝ちに徹しなければいけないところ。宇野としてはテイクダウンを取りやすいフィッシャーなら、相性は悪くないはず。この相手にテイクダウンも取れないようなら、今後のUFCでの活躍は絶望的。石田戦でのキラー宇野が見られればいいが。
マイク・スウィックvsベン・サウンダース
TUF6出身で、公式戦では負けなしのサウンダースと、ミドル級から落としてきてウェルターでは無敗のスウィック。サウンダースはまだ前座・UFNレベルでしかやっていないので良くわからない。スウィック有利か。
ミルコ・クロコップvsムスタファ・アルター
ヨーロッパでは高い知名度を誇るミルコだが、ドイツではむしろアルタークがホームらしい。でもさすがにミルコはこのレベルでは星を落とさないだろう。怪我からの復帰戦という心配があるが。
シーク・コンゴvsケイン・ヴェラスケス
UFCオフィシャルやSherdogだと5戦無敗になっているヴェラ介だが、米Yahooだと7勝6敗。どっちが正しい?TUF中心に活躍してきたヴェラスケスの実力はまだ良くわからない。北米オッズだとヴェラスケス有利になってる。コンゴはヒーリングに負けてて、ヴェラスケスはヒーリングに勝っているオブライエンに勝っているから?MMA PLANETだとレスリングエリートだとか。ヴェラスケスが勝てばタイトル戦線にも絡んできそう。
リッチ・フランクリンvsヴァンダレイ・シウバ
195ポンド(約88kg)と、フランクリン有利の契約体重。シウバは「ミドル級がベストだから落としたい」と言っていたが、オフィシャルに出ている計量動画を見てみると、胸の筋肉がさらに薄くなってる。階級を落としても、筋肉まで落としてしまったら駄目だろう・・・。これならいっそライトヘビー契約のほうが良かったのでは?ここで負けてしまったら「ベストの階級に落とせばまだまだやれる」とも言えなくなるし。
一方のエースはグッドシェイプ。コンディションの差が勝負を分けそう。
明日早朝よりライブ実況します。※朝4時開始です