格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★本日CAGE FORCE

全カードはこちら。
http://gbring.com/sokuho/news/2009_06/0624_gcm.htm
去年までは黄金期の少年ジャンプのような「人気が欲しかったらトーナメントをやれ」路線で盛り上がっていたCAGE FORCEだが、今年はワンマッチ路線に。残念ながら去年までの盛り上がりがない。トーナメントは選手を長期間にわたって拘束してしまうので、ということだったが、ワンマッチにするにしても、マッチメークがどれも単発で、タイトルを巡る戦いにつながっていない。2月には廣田のタイトル防衛戦があったが、挑戦者の井上はCAGE FORCEで実績を挙げてきた選手ではなく、CAGE FORCEvsパンクラスの王者対決という感じだった。ウェルターは吉田がUFC栄転でベルトを返上して以来空位。バンタムのタイトルも水垣がWECに行ってしまい凍結状態。
しかしライト級は盛り上がりを作れる可能性があると思う。メインはDREAMからの都落ち同士・弘中vs永田。長南・郷野もなしえなかったUFCウェルター級2勝の実績(訂正・弘中も1勝でした)を持つ弘中だけに、当然金網の使い方はお手の物。対する永田は、ファイトスタイル的に金網向きと言われているが、CAGE初戦では金原とドロー。この勝者と王者廣田が絡んでくるなら、DREAMvs戦極でもあるし、盛り上がってくるかも。
セミはK太郎vs岩見谷。岩見谷は4月にパンクラスのタイトルに挑戦したが、敗退。K太郎はDREAM1戦1勝だが、内容が地味で2回目の参戦がまだ実現していないので、今回は派手に勝ちたいところ。
セミ前に話題の高瀬登場。相手は秋山の盟友・チームクラウド森川。パンクラスでは、鳥生に今のところキャリア唯一の一本勝ちを献上している。はっきり言って森川なら、高瀬は勝って当然のレベル。それも一本・KOで勝たなければならない。このレベルに判定なら「相手が逃げていたから」というような言い訳もできない。多分、森川は寝技を避けてくるだろうけど、高瀬も最近は打撃に自信を付けているようだし、打撃勝負になるかもしれない。打撃だとまぎれも出てくるが・・・。
「光と影」によれば、DREAMにも高瀬排除派がいるようで、メジャーへの道は封じられている高瀬。次戦はすでにプロレスの予定が入っているそうだが、総合の試合ももっと見たいので勝ってもらいたい。ブログで繰り返している実力自慢の幻想が崩壊するところもいずれは見たいが、まだ早すぎる。