格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★10/25格闘技祭りその1:UFC104

カードはこちら。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20091023-00000002-spnavi-fight.html
岡見は前座出場。相手のソネンは郷野と引き分け、山宮に負けている選手。その後キャリアを積んだとはいえ、岡見有利は動かない。ただ、戦績にもかかわらず前座送りにされたのは試合が地味すぎるからということを考えると、ただ勝つだけでなくインパクトを残したいところ。
吉田善行はPPV一発目に出場。相手のアンソニー・ジョンソンは計量をパスできず、コンディションは良くないかもしれない。二人ともポジションは同じくらい。すなわち、PPVレギュラーのボーダーライン上にいる選手同士。しかし10歳年長の吉田には足踏みしている時間はない。どちらかと言えば打撃のジョンソンvs組技の吉田という構図か。
ライト級2試合は、宇野に勝ったフィッシャーとディアス弟に勝ったダディ、前回負けた者同士のチバウvsニアー。どちらもランキング下位同士で上位を争う戦い。
セミはUFC初登場となるベン・ロズウェルが、ヘビー級の新星ケイン・ヴェラスケスと対戦。ヴェラスケスは前回初の判定となったが、バックキープからのノンストップパウンドで攻め続けて、シーク・コンゴを圧倒。ロズウェルUFCデビューとはいえ、IFLで実績を重ねているだけに、ここで勝てば次はタイトル挑戦者決定戦が組まれるだろう。
メインはLYOTOvsショーグン。ライトヘビー級のトップランカーとは、実はチアゴエヴァンスとしかやっていないLYOTOだが、全く穴を見せることなく勝ち上がってきたため、まだ防衛戦も行っていないのにもう絶対王者の貫禄がある。ショーグンは対照的に、勝ち上がってきたものの試合では穴を露呈。全盛期の爆発力が戻っていない限り、番狂わせを起こすことは難しい。