カードはこちら。
http://www.ufcjapan.jp/card.php?belong=1&eid=00015
メインはクートゥアvsブランドン・ヴェラのライトヘビー級戦。一足先にライトヘビーに落としたヴェラは、かつてヘビー級でタイトルに絡むことを期待されたファイターだったが、ライトヘビーでは前座レベルで３勝をあげたものの、トップ10から外れているキース・ジャーディンに敗退している。ランク外同士の一戦であり、実力測定をしにくいカードだが、負けた方が大きく落ちるのは間違いない。クートゥアは負ければ3連敗で進退にかかわる。絶対負けられない一戦。
セミのマイク・“クイック”・スウィックvsダン・ハーディはウェルター級次期挑戦者決定戦的試合。しかしダンハーはマーカス・デイヴィス戦、郷野戦がいずれもスプリット判定で、フィッチが郷野を完封したことを考えると、挑戦者決定戦に出るには物足りない。一方のスウィックは、UFC10戦9勝1敗で、負けは上の階級で岡見に喫した1敗のみというすばらしい戦績を残している。アウェイではあるが、スウィック有利か。
セミ前のビスピンvsデニス・カーンは、ボードッグでのオッズでは若干ながらカーン有利と見られている。
http://sports.bodog.com/sports-betting/mixed-martial-arts.jsp
カーンはUFCではベルチャーに一本負けし、プロフェッサーXに前座で地味に判定勝ちしただけなので意外。ビスピンの評価が低いのだろうか。確かにビスピンもキャリアで２敗しかしていないが、勝った相手に強豪はいないし、疑惑の判定もあるので評価されないのかも。
他の２試合では、現在WOWOWで放送中のTUF9で活躍したイギリス人ファイターの本戦デビュー戦が組まれている。相手は中堅以下の選手で、ご当地マッチっぽい。
前座はほとんどUFCイギリスの自主興行と行った感じでご当地選手勢ぞろい。
PPVは日曜日早朝４時開始。今回はYahoo.comでのPPVがなく、UFCLive.comでのPPVとなっているが、UFCLive.comのPPVは日本からの視聴ができないので、今回はリアルタイムでの実況はできません。夜１１時からのWOWOW中継で見ます。
