格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC107展望

カードはこちら。
http://www.ufcjapan.jp/card.php?belong=1&eid=00019
最近のUFCでは一番いいカード。タイトルマッチがある上に、前座にもいい選手の名前が揃っている。
メインは絶対王者BJペンと、TUF1ウィナー・ディエゴ・サンチェス。サンチェスはウェルターからライトに落としてから2連勝中。相手もスティーブンソン、クレイ・グイダと大物ぞろいだが、BJが圧倒したスティーブンソンには微妙な内容での判定勝ち。トップからやや落ちるグイダ相手には、内容はベストバウトだったがスプリット判定と、絶対王者を引きずり落とす期待感はない。ウェルターでも判定でしか負けたことがないディエゴをBJがどれだけ圧倒するかに期待。
前回ペンに負けたケンフロと、サンチェスに負けたグイダによる、3位決定戦的試合も組まれている。ケンフロはBJが王者である限りタイトル奪取は難しそうだが、このまま強豪との対戦を続けていってモチベーションが持つだろうか。グイダはまだタイトル戦線に入る実績がはないので、ケンフロ戦は大物食いのチャンス。
セミはシーク・コンゴvsフランク・ミア。シークはヴェラスケス、ミアはレスナーと、前戦はともに完敗。負けた方がタイトル戦線から完全に脱落する試合。打撃でも打ち負けず、グラウンドでは圧倒するであろうミアが有利か。
セミ前に登場のジョン・フィッチはUFC1戦1勝のマイク・ピアースと。ここは一本で勝ちたいところ。
メインカードは最後にもう1試合ヘビー級マッチが。UFC2勝1敗のステファン・シュトルーフと、ポール・“出戻り”・ブエンテロ。シュトルーフは現UFC最長身211cmの柔術家。前回のUFC104では、長い足を使った三角絞めで一本勝ちしてサブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞している。ブエンテロはかつてUFCでアルロフスキーのヘビー級タイトルに挑戦し、15秒でKO負けしているが、それ以外は3戦3勝3KO。その後、ストライクフォースとアフリで計6戦して5勝1敗。ただ勝った相手はアボット、グッドリッジ、カーター・ウィリアムスなど、名前はあっても一流どころではない選手ばかりなので、今回の試合で現在の実力を測れそう。
明日昼12時より速報します。