チケットは完売したUFC114だが、メイン前なので会場はまだ空席がある。
ルイス・ケインvsシリル・ディアバテの試合が放送される。DEEPで活躍していたザ・スネーク事ディアバテはUFCデビュー。ルイス・ケインはソクジュに勝った選手。パンチでダウンを奪うケイン。グラウンドに行くが、ディアバテが上を取り返そうとしたため立ち上がる。組み付いて倒そうとするケイン。ディアバテが膝を入れて離す。ディアバテのパンチやテンカオが入る。パンチでケインダウン。KO！ボディへのテンカオから左右のフックでケイン大の字。ザ・スネークがUFCデビューを飾る。
ドンヒョンvsサダロー。ドンヒョンがレッグダイブでテイクダウンを奪う。ハーフ。足を抜こうとするドンヒョンだが、ガードに戻される。下から仕掛けようとするサダローに対し、なかなかパウンドを落とせないドンヒョン。逆にサダローが下から肘。ドンヒョンはまたパス狙い。残り１分半。金網際のポジションまで移動。ハーフからパンチや肘を落とすドンヒョン。サダローが立ち上がろうとするところで背中におぶさってバックを取る。チョークを狙いつつパンチ。しかし時間がない。ホーン。
1Rはドンヒョン。
後がないサダローが前に出てきたが、ドンヒョンはシングルレッグからまたテイクダウンを奪う。パスガード成功！しかしサダローは金網を使って立ち上がる。すぐに倒そうとするドンヒョン。膝を入れながら外掛けでテイクダウン狙い。タックルに切り替えてテイクダウン成功。サダローはちょっと腰が軽いか。ハーフからヒクソンが船木戦でやったフナキクラッチでサダローを固定しパウンドを落とすドンヒョン（実況も「日本でヒクソンが船木にやっていた体勢」と言っていた）。残り１０秒でマウントを奪いパウンド。サダローが亀になり、チョークを狙うがホーン。
ここまでは完全にドンヒョンのゲーム。
ドンヒョンがシングルレッグで簡単にテイクダウン。金網際でパスを狙う。両足超えてマウント奪取。が、ハーフに戻される。サダローの足がうるさくてなかなかパス出来ないドンヒョン。残り２分。サダローが立ち上がろうとしたところでバックを取りに行くが、うまくバックを取れずに離されてしまう。打撃を放っていくサダローに、またテイクダウン狙いのドンヒョン。二人ともけっこう消耗している。倒したがすぐ立たれる。打撃戦。二人とも動きがスローモー。サダローが前に出ていくが、倒す力が残っていない。ホーン。
判定3-0でドンヒョン勝利。
完勝。４連勝で、次はタイトルコンテンダークラスとの対戦になりそう。今回はサダローが簡単にテイクダウンを許してくれたから勝てたが、トップクラスの選手はみんなレスリングが強いので、同じような展開で勝つのは難しいだろう。DEEPに出ていた当時の荒々しさがなくなっているのが残念。
