格闘技徒然草

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★鳥生試練の三番勝負・第三戦はKEI山宮

http://gbring.com/sokuho/news/2010_11/1110_pancrase.htm

“2010鳥生三番勝負第三弾”の鳥生将大(パンクラスism)の対戦相手がKEI山宮GRABAKA)に決定した。第一弾では修斗環太平洋ランカーの山崎昭博からハイキックでKO勝ちした鳥生だったが、第二弾の窪田幸生戦ではドロー。対する山宮は、3日のディファ有明大会で対戦相手ガジにドクターストップがかかり、不戦勝となった。

素質がありながら試合で実力を出せずにいた鳥生を覚醒させるために組まれた三番勝負。初戦は試合内容こそほぼ以前と変わりないものだったが、最後に豪快なKO勝ちを奪い、何かのきっかけになるかと思われた。しかし、第2戦の窪田は、以前ドローになっている相手であり、勝利が義務付けられているにもかかわらず、今までと同じ試合をしてしまいドロー。前戦の勝ちを帳消しにしてしまった。
この状態で組まれた3戦目はKEI山宮。山宮がGRABAKAに移籍したのが2003年。そしてGRABAKAパンクラスから独立したのは2005年。鳥生がパンクラスism入りしたのはその1年後の2006年で、パンクラス所属選手としての接点はない。しかし、パンクラスのリングにおける大先輩であることには変わりない。そして、実績・実力共に、鳥生にとってはデビュー以来最強の相手と言っていいだろう。
ボクシングでは当然山宮が上だし、テイクダウンを取るのも難しい相手。厳しいカードではあるが、勝てば前回の失態を払拭できるので、頑張ってほしい。
そして山宮にとっては今年5戦目(前回の不戦勝となったガジ戦を含めると6戦目)。年間5試合は2003年以来。今年は今のところ全試合判定で、それもすべてユナニマスじゃない、2-0や2-1の微妙な試合だった。2010年締めくくりの試合ははっきりとした判定で勝ちたいところ。