格闘技徒然草

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★ドゥエイン・ラドウィックvsニック・オシベチェック

ウェルター級。アンダーカードだったはずのカードだが、なぜかオープニングマッチに。事情は不明だが、サカラvsリベラがメインカードから消えた模様。
ベテランのラドウィックだが、UFC復帰後連敗。リリースされてもおかしくなかった。対するオシペチェックも現在連敗中。典型的なクビがかかったカットファイト。
ドイツ大会なのになぜかUSAコールが。アメリカ人の観客が多いのか。打撃で押していたラドウィックだが、ウェルター級だが193cmもあるオシペチェックのカウンターがヒットし後退。金網に詰めたオシペチェックがラッシュし、ラドウィックダウン。パウンドを落としながらマウントに。ハリトーノフポジションから肘を落とす。右目尻をカットするラドウィックだが、なんとかガードに戻す。1R終了。
攻め疲れなのか安全策なのかわからないが、消極的になるオシペチェック。まだ1R取っただけで守りに入る理由はないので、スタミナ切れか?ラドウィックが打撃でプレッシャーをかける展開。残り1分半でオシペチェックタックル。テイクダウン成功。しかしそこから攻めがなく、UFCでは珍しい早めのブレイク。ホーン。この展開だとテイクダウンを取ったオシペチェックが2Rも取ったか。
後がないラドウィックは組み付いてテイクダウンを狙うがオシペチェックが堪える。オシペチェックは完全に逃げ切り体勢。パンチ・ハイキックを浴びせるラドウィックだが、オシペチェックは背中を見せて逃げる場面も。限界なのか、勝ち逃げを狙っているのか。ふらついて金網にもたれるオシペチェック。ディフェンス一辺倒。しかしラドウィックのパンチにも力がなく、倒しきれない。残り10秒でテイクダウンを狙うラドウィック。なぜ?テイクダウンと同時にホーン。
30-28、28-29、28-29の判定2-1でラドウィック。2Rはテイクダウンを取っただけのオシペチェックではなく、スタンドでプレッシャーをかけていたラドウィックに入れたジャッジが2名か。逃げまくっていたオシペチェックが勝ちにならなくて良かった。しかし30-28でオシペチェックというジャッジは意味不明。3Rは明らかにラドウィックだろう。
セミはアレッシオ・サカラが当日棄権になった模様。詳細のアナウンスはまだなし。